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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

日本と台湾をつなぐ
「安心」の不動産会社

 

日本が好きな台湾のオーナーを裏切らない

 
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鈴木 当社ではオーナー様を不安な気持ちにさせないために、物件の掃除など、管理面は特に徹底しています。そうやって物件をキレイに保持していれば、オーナー様の空室が埋まる機会が増えますし、留学生は安心して入居できる。そのうえ、当社の信頼にもつながると、誰もが満足できるんですよ。
 
三浦 御社のサービスなら、みんながハッピーになれますよね。鈴木社長や李さんの来日当初に苦労した経験が、逆の意味でしっかり活かされているわけだ。
 
 そういうことです。留学生が日本で生活するうえで困ることは、たくさんあるんですよ。日本語がよくわからないのに在留カードを申請しなければならないし、銀行口座も日本に半年以上滞在しないとつくれない。当社はそういった手続きにも同行しますし、身近なところではごみの分別の仕方なども案内するんですよ。
 
三浦 本当ですか!? そこまでしてくれる不動産屋さんなんて、今まで聞いたことがないですよ。
 
鈴木 李は留学生にとって、頼れるお兄さんなんですよ。「テレビが映らない」 とか 「冷蔵庫が壊れた」 なんていう相談も多いです。恋愛相談の電話もかかってきますね(笑)。
 
三浦 恋愛相談ですか(笑)。でも、不動産会社としての業務を超えるニーズに応えられるのは、御社の強みでもあるだろうし、お客様から信頼を得る要因にもなりそうだ。
 
鈴木 留学生は一生懸命、勉強するために日本に来ているのだから、周囲に迷惑をかけないよう生活の全てをサポートしてあげたいんですよ。おかげさまで当社は評判もよくて、留学生向けの物件を提供してくださる日本人オーナー様も増えているんです。
 
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三浦 留学生も大変ですが、台湾の方が日本の不動産を購入するのにも、いろいろな苦労があるでしょうね。
 
鈴木 言葉の壁もありますから、かなりの勇気が必要ですね。でも、台湾人は日本が大好きで、日本の物件を買うことがステータスになりますし、憧れなんです。ですから、お客様のそういう気持ちを裏切らないよう配慮しますし、成約が終わってお客様の笑顔を見ると嬉しくなりますね。でも、決して成約したら終わりではないんですよ。
 
三浦 先ほども 「成約で終わりではない」 とおっしゃっていましたね。
 
鈴木 そうなんです。「これから一緒に頑張りましょう」 と声をかけてからが、本当のお付き合いの始まり。身の回りのことも含めて、サポートできることはたくさんありますからね。