空調設備工事の道を歩んで15年
中込 大学生の時にアルバイトで空調の仕事をしたのが最初でした。その頃に、現在の妻と出会って子どもが生まれたのでいろいろと悩むこともありましたが、紆余曲折あって、この仕事でやっていこうと決めたわけです。それからおよそ15年、この道を歩んできました。
八重樫 子どもができたとなると家族を支えなくてはならないですから、責任感のある決断だと思います。
中込 とは言っても、大卒のキャリアを蹴ってまで別の道に行っていいものか、ずいぶん悩みましたし、別の企業で会社員として働いたこともあります。その後、空調工事の会社に勤めてから独立し、個人事業主を何年か経験した後に法人化して、2023年現在で設立3年目になります。
八重樫 決心してから後は、ブレることなくこの道を貫き通してきたわけですね。独立しようと思った動機はどういうものだったんですか?
中込 会社にはいろんな考えの人がいて、仕事に取り組む姿勢が私とは違うなと感じることがよくありましてね。そうした思いが積み重なるうちに、自分の力で会社を経営しようと思ったんです。自分でやる以上は、自分の考えを大事にするためにも、請け負った工事の一つひとつに全力で応えようという気持ちでしたね。