タージン　京都市南区で軽貨物運送業を営む株式会社大将さんにお邪魔しています。まずは田中社長の歩みをお聞かせいただけますか。
 
田中　私は高校を卒業してから3年ほど料理人をやりまして、その後、京都の呉服店で働きました。そして26歳のときにもっと稼ぎたいという思いで大手物流会社の佐川急便へ就職したんです。起業するまでの22年間、そちらで物流に関するあらゆるノウハウを蓄積しました。
 
タージン　現在は大手通信販売会社の荷物配送など、名のある企業の仕事を請け負っていると聞きました。それが可能なのも、長いキャリアで培ってきた豊富なノウハウがあるからでしょうね。
 
田中　従業員には佐川時代の後輩が何人もいますし、どこにも負けない高品質の配送ノウハウがあります。そのため、他の運送会社さんよりもずっとレベルが高い仕事ができると自負しておりまして、誇りを持って事業に取り組んでいます。
 
タージン　レベルの高い仕事ができるスタッフに、信頼して仕事を任せているんですね。お客さんとしても、御社は実に心強い存在だと思います。
 
田中　配送の仕事は、ただ荷物を運ぶだけではありません。サービスには、荷物を運ぶ人の身なりやマナー、振る舞いなども含まれ、荷物と同時にお客様に安心もお届けするものなんです。お客様に荷物をお渡しする直前の、ラストワンマイルにこだわり抜く。そのサービスを高品質のものにするために最終的に大事になのは“人”です。そうした心構えと、それを実践するためのノウハウを先ほどご紹介したようなベテランが中心になって、みんなに伝えてもらっているんですよ。
 
タージン　なるほど。高品質のサービスを実現するために“人”を大事にされているんですね。お話をうかがって、御社は今後もどんどんと成長していくだろうなと感じました。