B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

理念は楽しむ人を増やす
製造業のイメージを変革

 

楽しむ人を増やす仕事を続けていきたい

 
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鶴久 ここまでのお話から、仕事に対するこだわりがよくわかりました。そんな飯塚社長のこれからの目標についてもぜひお聞かせください。
 
飯塚 弊社の経営理念でもある「楽しむ人を増やす」ために、今後も取り組んでいきたいと考えています。
 
鶴久 おお、B-plusの「仕事を楽しむ」にも通ずるテーマですね。具体的にはどのような人に楽しんでいただきたいですか?
 
飯塚 従業員にものづくりの仕事を楽しんでもらうのはもちろんのこと、弊社のプラスチック部品を使用した農機具を手に取って使っていただくユーザーのお客様にも、製品を使う楽しさを感じていただきたいですね。
 
鶴久 確かに、最近はコロナ禍の影響によって自宅にいる時間が増えたこともあり、庭の手入れや家庭菜園などをする人も多くなったと聞きますね。それに伴うアウトドアブームや、DIYブームなども相まって、チェーンソーや草刈り機を購入する人も増えたのではないかと思います。
 
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飯塚 おっしゃる通りですね。自分自身が製造に携わった農機具がホームセンターなどに並んでいるのを見ると気分も上がりますし、それをお客様に選んでいただけると本当に嬉しくなります。先ほども申し上げたように、父に不幸があり急遽、代表になったことで、大変な時期を過ごしたこともありました。しかし、娘の言葉の影響もあって、これまで約15年の間、必死に走り続けてきたことで、自身の人生観も大きく変わったと思います。これからも、たくさんの方に楽しんでいただける仕事を続けていきたいですね。
 
鶴久 私も、コンサートのステージ上からファンの方に楽しんでいただいているのを見るととても感動しますね。それに、私もプロのミュージシャンとしてデビューして間もなく、両親を立て続けに亡くして大変な時期を過ごした経験もあるので、飯塚社長のお話にはとても共感できます。先ほどの話にもあったように、音楽と工業製品はジャンルは違うものの、その根底には同じものづくりの精神があると思いますから、飯塚社長の“楽しむ人を増やす”仕事を、私も心から応援したいですね。これからもぜひ頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私にとっては、生きることですね。普段の生活や趣味なども含め、自分自身の人生そのものが、仕事を楽しむことにつながっていると思います。
(飯塚和弘)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 有限会社若葉精工
■ 本社 〒370-2202 群馬県甘楽郡甘楽町小幡278-1
■ 事業内容 プラスチック射出成型/組立及び二次加工/射出成形用金型設計・製作/樹脂型設計・製作
■ 創業 昭和48年1月
■ ホームページ http://wakabass.co.jp