多くの支えがあり、迎えられた創業15周年

インタビュアー 鶴久政治(ミュージシャン)
佐田 大学時代は教員を志望していましたが、高校時代の後輩から半導体や電源シャーシを製造する工場の仕事に誘われまして。ジオラマやプラモデルが好きだったこともあったので、大学時代からそちらでアルバイトし、その後正社員としてその工場に営業・品質管理で18年勤務しました。
鶴久 実際に働かれてみていかがでしたか?
佐田 職場には年配の方が多く、「大変な業界に入ったな」と思いましたね(笑)。でも、社長をはじめ、先輩従業員から製造業のいろはを学ぶことができました。取り引きのあった大手企業の担当者の方から、営業のノウハウやマナーの初歩を教えていただくなど、本当に人に恵まれましたよ。
鶴久 周囲の方も佐田社長に相当な期待を寄せられていたのでしょうね。
佐田 品質マネジメントシステム、当時の通称ISO9001のMR責任者も任せていただきましたしね。その過程で工場管理や品質管理、人材育成の経験も積めました。2004年に起業したときも、携帯電話しか持っていない私に、社長が餞別代わりに中古機械をくださったり、お世話になった協力工場の社長さんが新品の営業車を贈ってくださったりしたんです。そのおかげで、力強いスタートを切れました。
鶴久 たくさんの応援を追い風に起業して、今年2019年に15周年を迎えたユウテックスさん。今後にかける思いなども本日はじっくりとうかがいましょう!