社員の交流の場でもあるモデルルーム

インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
谷島 はい、1階と2階は倉庫や事務所で、3階がモデルルームになっているんですよ。
城 住宅会社ではよく聞くものの、ガス機器の工事会社のモデルルームとは、ちょっと珍しいのでは?
谷島 住宅メーカーのモデルルームでは部屋の雰囲気は感じ取れても、設備の使い心地を把握することは難しいですよね。そこで、実際に使用感を得られるモデルルームを自前で用意したんです。ガスや水道などのインフラも通して、床暖房も使えるようになっていますよ。
城 こうして実際に体感できれば、エンドユーザーはもちろん、住宅の施工会社さんも機器の特長が把握できて、施主さんにおすすめしやすそうです。それにしても、ここは落ち着いた雰囲気で、居心地がいいですね。モデルルームというと、おしゃれすぎて生活感のない部屋というイメージがあったので、意外です。
谷島 浮世離れした空間と現実の住まいを想定した空間では、機器の使用感も変わってしまいますからね。それに、このモデルルームは社員のコミュニティスペースとしても活用しているため、このように落ち着いた雰囲気にしているんです。
城 社員のための空間でもあるんですか! そこも興味深いポイントですね。