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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

書の楽しさと可能性を追求する
半世紀にわたる経験を持つ書道家

 
 
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嶋 それはおもしろいですね。最近ではAIを用いることで、いろいろなデザインを簡単につくれるようになりました。しかし、私はそのような作品に人の手が入っていないと、そこに込められた気持ちやメッセージが伝わりにくいのではないかと感じます。
 
林 近代詩文書では、同じお手本を渡しても全員が全く同じ字を書くのは難しいですし、私自身も完全に同じようには書けません。個性や味わいといったその人らしさが表現されるので、そこがおもしろいところだと思っています。
 
嶋 なんだか歌も似ている気がします。私も、若い頃に歌っていた曲の歌詞の本当の意味に、今になって気付くことがあるんですよ。年齢や経験を重ねれば、同じ言葉でも感じ方や捉え方が変わるでしょうし、同じ曲を歌っても昔と今とでは表現の仕方も変わってきますから。それは書も同じなのではないかと思います。
 
林 おっしゃる通りですね。私も近代詩文書を書く時など、その時の自分自身の心境によって選ぶ言葉が変わるんです。見るところも感じるところも年齢とともに変わっていくものですから、それが作品にも表れるんですよ。
 
嶋 芸事には正解がないですし、自分自身が表現したいものを、一生をかけて追求していくという非常に奥深い世界でもありますからね。
 
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林 本当にそう思います。だからこそ、これからもさまざまなことに、楽しみながら挑戦し続けていきたいですね。そして、ゆくゆくは私の作品を通じて、多くの方に書の魅力を伝えていきたいと思います。
 
嶋 今はSNSを活用することで海外にも発信できる時代ですから、書いているところを動画にするなどして、書の楽しさをどんどん紹介していってほしいですね。海外の方にも漢字や日本の書は人気がありますし、可能性は大きいと感じますよ。それに、林代表が50年以上続けてきたからこそ表せる魅力があると思います。商品ラベルでも題字でも、より多くの人に素晴らしい書を見てもらえるよう頑張ってください。私も応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
子どもたちが筆で書くことを楽しいと感じてくれることですね。それが私にとっての喜びでもあり、私自身の楽しみにもつながっています。
(林 京花)
 

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