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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

沖縄のベテラン職人
クロス施工の四番打者

 

現場の仕事に注力しながら若い人材を育成

 
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濱中 雲川代表は、現在の仕事を始められて、もう長いのでしょうか。
 
雲川 はい、業界歴は30年以上になります。もともとは大阪でクロス貼りの仕事をしていまして。その後、沖縄に移住したんですよ。現在はご依頼をいただいたお客様のお宅にうかがい、クロスを貼っています。場合によっては、下地をつくるパテ塗りの作業まで全て自分で担うこともあります。こちらの現場写真がその例です。
 
濱中 ああ、本当だ。事前にパテを塗って、クロスを貼る壁面を整えるのですね。こういう細かい作業をきちんとされているから、仕上がりが断然美しくなるんだなぁ。
 
雲川 業界では「貼り3年、パテ8年」と言われるほど経験が必要な技術です。今はインターネットで流れている動画などを見て「これなら自分もできる」と考える若い方もいますが、そんなに簡単なものではありません。ですから、最近は、次世代を担う若い人材の育成にも力を入れています。
 
濱中 雲川代表の技術は、ぜひ後進に伝えていってほしいですよ。指導では、どんなことを大事にされていますか?
 
雲川 沖縄ならではの気候などを踏まえて、指導するように心がけていますね。紫外線の量は、本州の約2倍。フローリングが早く色褪せないように、使用する材料を吟味しなければなりません。
 
濱中 なるほど、沖縄の環境も考慮して施工を進める必要があるんですね。おもしろいなぁ。
 
雲川 また、大阪で磨いた内装技術を伝えることも大切にしています。例えば、せっかくクロスを貼ったのに、少し経つと継ぎ目が分かれて目立ってしまうこともあるんですよ。そういった事態の防ぎ方や解決方法を、しっかりと若手に教えています。
 
くらしのマーケットで全国3位に!
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濱中 長年かけて身に付けた技術と知識を伝授されているんですね。私も元プロ野球選手として、一般の方々に野球の指導を行ってきました。一人ひとり体型や運動能力が違うので「これだ」という正解がなく、難しい面があります。
 
雲川 クロス貼りの世界も同じですよ。同じ材料を使うにしても、職人ごとに最適な施工方法が異なります。健康状態やメンタルの具合によっても仕上がりが左右されるので、注意深く見極めなければなりません。
 
濱中 職人さんの世界でも、技術の継承は一筋縄ではいかないんですね。でも、ご自身が苦労して培ったものを惜しみなく次世代に与える心意気が、素晴らしいです!
 
雲川 そう言っていただけると報われますね。私も年なので、若手に全てを託すことができれば、安心して引退できるかもしれません(笑)。