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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

依頼者の心に寄り添う
遺品・生前整理のプロ

 

終活・供養の総合サポートを目指す

 
村田 近年では、終活という言葉も広まり、生前から自身が亡くなった後のための準備をされる方も増えてきていますよね。
 
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宮田 おっしゃる通りです。仏壇も、これまでは故人の思い出の品やお供え物の数、ご家庭の住環境に合わせてさまざまな大きさのものが置かれていました。しかし近年は、核家族化や少子化などの影響からコンパクトな仏壇を選ばれるご家庭が増えています。
 
村田 子どもが新しい家庭を持つ際に、ご実家の大きなお仏壇を引き継がないケースも増えているということでしょうか。
 
宮田 そうなんです。そうした背景から、仏壇整理のご相談も増えておりまして。私は、実家の仏壇店「みやひろ」で、お客様と故人の絆を大切にしながら供養を行う姿を身近に見て育ちました。その経験から、供養まで行える仏壇回収の必要性を感じたんです。
 
村田 そこから遺品整理や生前整理にも事業が広がっていったんですね。
 
宮田 ええ。仏壇回収のご依頼を受ける中で、「遺品整理もお願いできますか?」と相談をいただくことが増えまして。そこで私が遺品整理士の資格を取得し、事業を拡大しました。遺品整理は単なる不用品回収とは異なり、故人の思い出と向き合う大切な作業です。ご遺族の気持ちにも配慮しながら、品物を丁寧に扱うことを大切にしています。
 
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村田 故人の品物の整理が、遺族の心の整理にもつながるというわけですか。
 
宮田 そうですね。一方の生前整理は、ご自身の人生の終わりに向けて物を整理し、ご家族に負担を残さないようにという思いから依頼される方が多いんです。こうした整理の過程では相続や住まいの問題が関わることも多く、現在は空き家の売却や引き渡しのサポートまで対応できる体制づくりを進めています。
 
村田 遺品整理から、不動産に関する業務まで非常に多岐にわたっているんですね。
 
宮田 ええ。例えば、孤独死などで相続人が見つからなかったり、相続を放棄されたりすると、家が空き家として放置されてしまうケースもあります。そうした場合に不動産会社と連携して売却を支援できればお客様にとってもご負担が少ないと思います。また、空き家には害虫が発生することも多いため、現在は蜂などの害虫駆除にも対応しています。最終的には、終活や供養に関するお困りごとをワンストップで支援できる体制を目指しています。