ファッション業界から造園業へ転身
インタビュアー 宮地真緒(女優)
戸髙 そうなんです。もともとはファッションデザイナーに憧れていまして。ファッション関連の学校を卒業後はテキスタイル、つまり生地や織物の企画や卸売のエージェントとして働いていました。
宮地 造園とはかなり遠い世界ですよね。どのような経緯でこのお仕事に関わることになったのでしょうか。
戸髙 当時の仕事を通じて、いわゆる北欧インテリアに出合ったことが大きな転機でしたね。日本で一般的に紹介される北欧インテリアの分野では、家具だけでなく、部屋の空間や料理などを含めたライフスタイル全般、いわば暮らしそのものを提案している点に惹かれたんです。そこで、意気投合した海外の方とインテリアの販売と飲食を組み合わせた店舗を立ち上げ、「スローリビング」という「時間をかけてプロセスを楽しむライフスタイル」の発信に挑戦したんです。
宮地 衣食住をまとめて提案する取り組みだったんですね。
戸髙 そうなんです。ただ、スタートしたのが2019年の秋頃で、運悪くコロナ禍による社会情勢の変化もあり、その事業は一度区切りをつけることになりました。そこで、以前から興味のあった造園業に取り組み始めたんです。造園は衣食住の住の部分に関わりますから、私が元来やりたかったことの一つでもあったんですよ。
宮地 なるほど。遠いようでいてつながっているわけですね。戸髙代表の取り組みについて、非常に興味が湧いてきました!