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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもたちの第二の家 心に寄り添う学童保育
放課後ハウス バンビーノ 代表 藤原径子 住友里香

 
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インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 放課後ハウス バンビーノを運営する藤原代表と住友代表にお話をうかがいます。まずはお二人がどのような歩みで今に至ったのか教えてください。
 
藤原 私たちは前職の仕事をしていた頃に知り合い、その当時から子どもに関わる仕事ができたらと話していました。近隣に学童保育がないことや、自分たちが子育てをしていた頃に困った記憶が重なり、「それなら自分たちで学童保育をつくろう」と話が進んでいったんです。
 
住友 それで具体的な内容を詰めていくと、運営のイメージが驚くほど一致していたのでスムーズに話が進み、2020年に開業できました。
 
今岡 まさに偶然と必然が重なったご縁なんですね。では、現在の取り組みについてもお聞かせください。
 
藤原 バンビーノは“子どもたちの第二のおうち”であることを目指しています。そのため、私たちのことは先生ではなく下の名前で呼んでもらっているんです。そのほうが子どもたちもリラックスできますし、日々の様子も把握しやすいんですよ。常に一人ひとりの気持ちを察し、今日は甘えたい日かなと感じれば寄り添い、読書に集中したい子には静かな時間を用意するなど、子どものその日の気分に合わせた関わりを大切にしています。
 
住友 家ではなかなかできない経験もしてもらいたいので、外部の先生による書道や音楽、イタリア語のレッスンも取り入れています。また、夏休みや冬休みには栄養バランスを考えた手づくりの昼食をオリジナルの陶器に盛り付けて出しているんですよ。一緒にご飯を食べる時間も、子どもたちにとって大切なひとときです。
 
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今岡 お二人の話から、ここが子どもたちにとって本当に特別な場所だと伝わってきます。最後に、今後の展望を教えてください。
 
藤原 いつまでも変わらずに“帰ってこられる場所”であり続けたいです。卒業した子が「大きくなったら働きたい」と言ってくれることもあって、本当に嬉しいです。時代が変わっても、この雰囲気を守り続けたいですね。
 
住友 子どもたちが安心できる居場所であり続けること。バンビーノらしい時間が過ごせる場でありたいと思っています。
 
今岡 お二人のまっすぐな思いが、この場所の温かさそのものなんだと感じました。これからも子どもたちの憩いの場として輝き続けてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
子どもたちの反応や言葉に気付かされ、自分自身も成長できることがやりがいで、日々の原動力になっています。
(藤原径子)
子どもと同じ目線で本気で遊び、真剣に向き合う時間が楽しくて仕方ありません。素直な反応に刺激を受け、前向きになれることがこの仕事の大きな魅力です。
(住友里香)
 

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