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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

楽しむ心を大切にする
吹奏楽・管楽器教室

 
 
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奥本 私もそう思います。例えば、部活動でコンクールでの入賞を目指して努力すること自体は良いものの、そればかりを目的にしてしまうと、卒業後に熱意を失ってしまう人もいますからね。そんな人でも、しばらくしてからもう一度、演奏を楽しみたいと思うかもしれません。そんな時にこの教室が受け皿になれたら、とても嬉しいです。
 
鶴久 年齢や経験を問わず誰でも気軽に音楽を楽しめるのは、本当に素敵なことだと思いますよ。お聞きしたところでは、奥本先生は作曲活動にも力を入れておられるそうですね。
 
奥本 そうなんです。実は、朝日新聞社と全日本吹奏楽連盟が主催する第31回朝日作曲賞において、私が作曲した「サーカスハットマーチ」という楽曲が入選しました。それで、2022年に開催された第70回全日本吹奏楽コンクールの課題曲の一つとして使用されたんです。実に13回目の応募で、最初の応募から30年近くの歳月が過ぎていました。でもおかげさまで、さまざまな方面から作曲のご依頼もいただけるようになったんです。先日は自治体設立の周年記念のための楽曲も手がけました。
 
鶴久 それはすごいですね! あきらめずに挑戦し続けたからこそ掴んだ結果ではないでしょうか。奥本先生のこれからの目標についても、ぜひ教えてください。
 
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奥本 今後も音楽を楽しむ気持ちを大事にしていきたいですね。先ほども言ったように、例えば中学生や高校生たちがコンクールで勝ち進むことそのものを目的とするのではなく、まずは前提として音楽や楽器の演奏を楽しむ気持ちを持ってもらいたいんです。楽しむ気持ちさえあれば、年齢を重ねても音楽に親しみ続けられますし、人生も豊かなものになると思います。それがこの教室の理念ですし、私がこの活動を続ける原点でもあるんです。
 
鶴久 同じ音楽の世界に携わる者として、私も心から共感しますよ。中にはさまざまな事情から挫折してしまう方も少なくありません。でも、いくつになっても楽しむ気持ちを持って音楽を続けられるのは、本当に素晴らしいことだと思います。これからも奥本先生には、音楽を楽しむ気持ちをより多くの人に伝えられるよう、ぜひとも頑張ってほしいです。私も応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
共に音楽を愛する人同士で合奏する中で、みんなの心が一つにそろったときですね。それがこの仕事をするうえでの、ひいては人生の楽しみにつながっています。
(奥本伴在)
 

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