インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
中澤 私は高校時代にラグビーに打ち込んでいましたが、試合中に膝の前十字靱帯を断裂する大ケガをしてしまったんです。手術後のリハビリに苦しんでいた時、治療家の先生が支えてくれたことが救いになりました。それで、「自分も誰かの力になりたい」と思ったのが、この道に進んだきっかけです。
狩野 私も現役時代にヘルニアで思うように動けなかった時期がありました。痛みが酷いと、体だけでなく心まで折れてしまいそうになりますよね。だからこそ中澤社長にとって、支えてくれた先生の存在がどれほど大きかったかは、よくわかりますよ。それでは施術の特徴を教えてください。
中澤 当院では、数百本の太い鍼を使うと共に、手技の中でも筋肉を深層までほぐしきるという施術をおこないます。筋肉が柔らかくなることで、子どもの頃のようにしなやかな体の状態に近づいていきます。結果として、痛みの根本改善だけでなく、アスリートのパフォーマンスアップにもつながるんです。

中澤 もともと、五輪帯同トレーナーのもとで長く修行していましたが、さらに多くの文献を読み、セミナーに通い、日本各地、そしてアメリカやタイなど海外にも足を運びました。良い技術があると聞けばどこへでも学びに行き、それらを自分なりに組み合わせたのが今の施術メソッドです。