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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

元消防士の看護師格闘家 持病のある人も通うジム
パーソナルキックボクシングAconite 代表 恵音

 
プロフィール (あやね) 福岡県出身。幼少の頃より格闘技に親しみながら育つ。長年にわたり格闘家として技術の研鑽に励みながら、消防士・看護師の仕事に従事して幅広いキャリアを形成した。看護師として勤務する中で、数多くの患者が持病のために運動を諦めている現実に直面。悩める人たちを自身の経験でサポートするために独立を決意し、パーソナルキックボクシングAconiteを開業した。
 
 
 
千葉県船橋市のトレーニングジム、パーソナルキックボクシングAconite(アコニット)。代表の恵音氏は元消防士であり、現在も大学病院等で看護師として救急救命や医療現場に携わりつつ現役格闘家としても活躍している異色の経歴の持ち主だ。「怪我や持病で悩んでいる方にも運動を楽しんでほしい」との信念を胸に、豊富な経験と技術、そして解剖学に基づいたレッスンを行っているという。そんな恵音代表に仕事にかける熱い思いを聞いた。
 
 
 

エビデンスに基づいた適切なトレーニング

 
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インタビュアー 村田諒太(元ボクシングミドル級世界王者)
村田 千葉県船橋市にある、パーソナルキックボクシングAconiteさん。ジム内は開放的で広々としていて、パーソナルでこの空間を独り占めできるのは贅沢ですね! 恵音代表はもともと別の業界でお仕事をしておられたと聞きました。
 
恵音 ええ、実は以前、消防士として働いていました。その後、看護師へと転職し、現在は大学病院等で救急救命や医療の現場に携わりながらAconiteを運営しています。
 
村田 元消防士であり、今も医療の現場で活躍しておられるとは、まさに異色の経歴の持ち主ですね! ホームページには現役のK-1ファイターと記載されていました。看護師としての知識と格闘家ならではの技術を基に、的確なトレーニングを提供しているわけですか?
 
恵音 そうですね。解剖学に基づき、単に鍛えるのではなく身体に負荷をかけないようなアプローチをしています。例えば、巷で話題のトレーニングでも安易に導入せず、その方に合ったレッスンを行うように徹底しているんですよ。
 
村田 エビデンスに基づいた運動を推奨し、適切なプログラムを考えておられると。お客さんが安心してトレーニングを継続できる、素晴らしい取り組みだと思いますよ。