
インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
奥西 私はもともと遺品整理士として、個人のお宅にうかがいながら、オーディオ機器やスピーカー、楽器などの買い取りを行っていました。ただ、その中でどうしても扱いきれなかったのが衣類だったんです。ブランド品ではない限り、ほとんどが買い取れず、やむを得ず廃棄される状況に心を痛めていました。
鶴久 服は思い出が詰まっている分、簡単には処分できないですしね。でも再利用となると難しい現実もある、と。
奥西 そうですね。そんな時に、知人を通じて古着店を営んでいた知平を紹介してもらったんです。彼に現場を見てもらったところ、「これなら若い人にも需要がありますよ」と言ってくれて。それがビジネスとしての出発点でした。
知平 私はもともと、梅田周辺でアメリカ古着を扱う店を運営していましてね。奥西の紹介で遺品整理の現場を訪ねてみたら、思っていた以上に状態の良い服や、今のトレンドにマッチするアイテムが多くて驚きました。それなら一緒にやってみようということで、「CHAO」がスタートしたんです。
鶴久 一点物だから特別感がありますよね。一見普通のワンピースなども昭和のレトロポップなデザインでかわいいです。今まで捨てられていた服を商品にしてきちんとお客さんに還元するとは、循環型で誰も損をしない、素晴らしいアイデアだと思います。
知平 ありがとうございます。現在、CHAOでは2000年代初期に流行したY2Kファッションを中心に、古着とアクセサリーを展開しています。中でも「アクセサリーの量り売り」が話題で、1g=100円という明快なスタイルが若いお客様に好評なんです。
奥西 最近では、TikTokやInstagramを見て来店される方も増えています。特にZ世代やカップルのお客様から「宝探しみたいで楽しい」と言ってもらえるのが嬉しいですね。
鶴久 楽しみながら買い物ができる空間ですし、お二人の出会いが、一つの社会的課題に新しい光を当てたことがよく伝わってきました。このモデルが広がれば、モノを大切にする文化の再評価にもつながる気がします。今後のご活躍を心から応援しています!
奥西 最近では、TikTokやInstagramを見て来店される方も増えています。特にZ世代やカップルのお客様から「宝探しみたいで楽しい」と言ってもらえるのが嬉しいですね。
鶴久 楽しみながら買い物ができる空間ですし、お二人の出会いが、一つの社会的課題に新しい光を当てたことがよく伝わってきました。このモデルが広がれば、モノを大切にする文化の再評価にもつながる気がします。今後のご活躍を心から応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
“人生は喜ばせ合戦だ”。この言葉がとても好きなんです。相手を喜ばせることが、私にとって仕事を楽しむことにつながっています。
(奥西元)
私は古着が好きで、この仕事をしています。好きなことを仕事にするため努力する。自分の好きな仕事ができれば、楽しいと感じられると思います。
(知平一将)
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