
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
安江 美装は、よく塗装業と間違われやすい職種なんです。けれど、建築の仕上げ段階で行う清掃の専門職のことなんですよ。工事後の特殊な汚れを丁寧に拭き上げるなどしてきれいにする仕事で、掃除とは似て非なるものです。特に、“魅せる仕上げ”にこだわるのが美装職人だと思っています。
濱中 誰でもできる掃除ではなく、誰にもできない仕上げをしてくれるわけだ。まさにプロの仕事ですね。
安江 ありがとうございます。現在は空室美装の依頼が多く、ほかにも店舗や住宅の美装も手がけていまして。「丁寧・迅速・誠実」をモットーに、例えば、普段見ることのないようなトイレの裏のパイプまで丁寧に拭いていきます。そうした1分で終わることをやるかやらないかで、仕上がりの印象が変わってくると感じているからです。美装完了後、初めてお客様に見せたとき、「わっ、きれい!」と感じてもらえるように、細部まで手を抜かないのが美装職人の心意気なんですよ。
濱中 素晴らしいですね。ちなみに安江社長は、今年2025年でこの道16年のベテランだとお聞きしました。プロの意識の高さがうかがえるわけだ。

濱中 具体的にはどんな人に入社してほしいですか?
安江 誠実さとやる気、何より元気な人であれば、未経験の方も募集しています!
濱中 安江社長のこだわりや気迫溢れる職人魂に触れて、私も刺激を受けました。丁寧・迅速・誠実を体現するプロフェッショナルな姿勢は、次世代の若者にも魅力的にうつることでしょう。これからもっと会社が大きくなり、未来の美装職人がどんどん育っていくことを期待しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
自分を物語の主人公だと思うことで、どんな場面でも前向きに乗り越えられると思います。私もそう考えるようにしてから、努力が楽しいと感じられるようになったんです。
(安江雄)