
インタビュアー 村田諒太(元ボクシングミドル級世界王者)
齋藤 よく言われます(笑)。昭和にタイムスリップしたみたいな雰囲気なので、驚かれるお客様もかなり多いです。
村田 しかし、どこか懐かしさもあり、何だかとても落ち着きます。それにしても、一般的な写真スタジオとはだいぶ違いますね。齋藤代表のご経験も気になります。
齋藤 私自身、以前は動画編集会社に所属し、一眼レフを使用した写真・動画撮影など幅広い撮影・編集スキルを磨いてきたカメラマンでして。人物・料理・商品・物件などの撮影のほかに、歯科医や治療院の動画教材の企画・撮影なども行っていたんです。独立後の現在は、当スタジオを写真・動画の撮影スペースとして運営し、レンタルスタジオとしても貸し出ししています。
村田 こちらのレトロな雰囲気は貴重ですから、レンタルスタジオも人気が出そうですね。齋藤代表は昔からカメラが好きだったのですか?
齋藤 好きでしたね。中学時代からレンズ付きフィルムの『写ルンです』やフィルムカメラを使っていろいろな写真を撮っていました。
村田 写ルンですですか!? 私の世代に流行したカメラですよ。齋藤代表は何年生まれなんでしょう?
齋藤 85年生まれです。
村田 同い年だ(笑)! カメラ歴がとても長く、経験豊富なことがわかります。

村田 根っからのカメラ好きなんですね。仕事のうえで大切にされていることは何でしょう?
齋藤 常にお客様に満足してもらえるような行動を心がけています。例えばお子さんの記念撮影の時は、興味を引きそうな小道具を使い、良い表情を撮れるように工夫しているんです。夏の野外撮影の場合は、熱中症のリスクがあるので、テンポよく撮るように心がけています。既存のサービス内容に当てはめるのではなく、一人ひとりのお客様に合わせたプランを考えるようにしているんです。