
インタビュアー タージン(タレント)
尾崎(伸) はい。2018年、当時20歳の息子と共に起業しました。最初は個人事業主としてスタートし、2020年に法人化したんです。
タージン 法人化の際、お二人の名前を1字ずつ取って社名にされたのですね。尾崎専務は、お父様と仕事をすることに対して抵抗はなかったですか。
尾崎(将) 子どもの頃から、祖父や父が現場で働く姿を見て興味津々でしたから、むしろ一緒に働くのが待ち遠しかったです。今は、外構工事や建築工事は私がメインで、土木工事や解体工事は父がメインで行っています。
尾崎(伸) 弊社にはスタッフが5人ほどおりまして、実は私以外、全員が20代前後です。みんな仕事が早いし、施工も丁寧で頼りになります。
タージン 建設業界は若手が少ないと言われていますから珍しいですね。世代の異なる若いスタッフに指導する際は、どのような点に注意されていますか。
尾崎(伸) 一度、現場で私が仕事のやり方を見せるようにしています。その際、「このやり方のほうが良いかも」と思うならそれを実践してもらうんです。私と息子の指導が違う場合は、両方を試してベストだと思うほうを選べば良いと伝えています。
タージン 独自のやり方をマスターできるユニークな指導法ですね。尾崎社長のように、任せて見守るという教え方なら、向上心や責任感も増していきそうです。

専務を務める尾崎将汰氏(左)
尾崎(将) 望む人材はやる気があって実直で律儀な方です。真っ直ぐな気持ちで頑張れる人は、ぐんぐん伸びていくと思います。一緒に働いてくれる方々と共に高みを目指して頑張りたいですね。
タージン まさに“正”のスパイラルですね! その高い志に周囲が取り込まれるようにして、素晴らしい職場環境を築いているのがよくわかります。ぜひ若い力を結集させ、仕事の「楽しい!」を次々に実現していってください。
「仕事を楽しむ」とは‥
一つの現場を終えたときの達成感が楽しみとなっています。また、後日建物の前を通った際に「ここをつくったんだな」と思えるのもこの仕事の魅力ですね。
(尾崎伸一)