顧客もスタッフも幸せに
誰もが喜べるリラクサロン
「誰かに楽しんでもらいたい!」が原動力

浅野 いえいえ。美容業界とは無縁の仕事をしていました。実は、個人的にマッサージやヘッドスパが大好きなんですよ。それで好きが高じて、サロン経営を始めたんです。
水野 さすが浅野社長、またまたすごい行動力ですね! ただ、新しい世界に飛び込むことは、大変だったと思います。浅野社長を突き動かす原動力はどんなところにあるんですか?
浅野 「誰かに楽しんでもらいたい、喜んでもらいたい」という思いですね。実は以前、飲食の仕事をしていたんです。接客って、人に喜んでもらう仕事でしょう? それがとても楽しくて、これまでの仕事観が一変しましてね。その頃に、気の合う飲食業の仲間と劇団を結成したんですよ。経験もないのに(笑)。そうやって、役者としても活動するうちにこれまで以上に、「人に楽しんでもらう、喜んでもらう仕事って最高だな」と思うようになっていったんですよね。同時に、皆で同じ目標に向かって一つのことをやり遂げる楽しさを知りました。今振り返ると、よくこんな度胸のあることをやってきたなと震えることもありますが、それ以上に価値のある経験ができたと自信を持って言えるかな。
水野 そうやって浅野社長は「やりたい」をどんどん実現されてこられたんだ!
浅野 そんな中、壁として立ちはだかったのがコロナでした。コロナ禍を契機に、人々の意識も変わったじゃないですか。僕は自分に投資する人が増えたな、と感じたんです。美容や健康をより意識する人、手に職や資格を取得してキャリアアップを目指す人、そもそも働き方を見つめ直す人など、仕事への考え方に大きく変化がありましたよね。そこで思い切って、自分の好きなことでもあったサロンの経営に乗り出したんです。

浅野 それに加えて、どうせやるなら自分のためというよりは人のためのお店でありたい、女性が自立して夢を叶えられる場所をつくりたいとも常々考えていたんです。お客様に楽しんでいただくことはもちろん、働いてくれる女性スタッフたちもやりがいを感じられる場所。しかも、技術が向上してキャリアアップにもつながり、働くことを楽しいと思ってもらえるサロンをつくりたいと強く思った結果、今があります。