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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大型車の整備はお任せ
業界歴50年以上の実力

 

創業50年以上! 人のやらない仕事に活路

 
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クリス 奥山社長のこれまでの歩みと、ワコー整備さんを立ち上げた経緯を教えてください。
 
奥山 私は鹿児島県出身で、上京してから日本橋の繊維問屋で働き始めました。数字も得意だったので、当時は経理担当だったんです。その後転職を重ねて、観光業の会社などで経理や営業の経験を積みました。人のやらない仕事に活路を見出そうと模索しながら、一般車両の整備をスタートしたのが、この業界に入ったきっかけです。
 
クリス 繊維問屋や経理のお仕事からのスタートというのは意外でした。観光といえば大型バスも関わりがあるので、そういった部分もビジネスのヒントになっていたのかもしれませんね。そうしたご経験を経て、有限会社ワコー整備を創業された、と。
 
奥山 ええ。会社の立ち上げ時に必要だった国家試験に合格してから場所を探し始めて、以来ここ埼玉県和光市で52年ほどやってきました。
 
クリス 業界歴50年以上とは、お客さんに支持されている証拠ですね! 法人化されたのはいつなのでしょう。
 
glay-s1top.jpg 大型車両の整備もお任せ!
大型車両の整備もお任せ!
奥山 2010年です。徐々にリピーター様が増えていく中で、技術面にも磨きをかけてくうちに、どんな車種でも扱える会社にまで成長できたんです。
 
クリス ほかの同業者は、決まった車種しか受け付けないのですか?
 
奥山 各社ディーラーさんは自社の車種しか扱わないのが通例です。大型車両は特殊な知識と整備技術が必要になってきますし、25tや30t超えの大型トレーラーなどは工場に運び込むだけでも大変な労力なので、信頼のおける会社にしか頼めないのが業界の実情だと思います。
 
クリス それだけ大型だと、大事故につながる可能性もありますもんね。
 
奥山 おっしゃる通りです。運転するのも特殊免許が必要になりますし、整備になるとなおさらです。人の命に関わってきますので、車検も修理も細心の注意を払いながら行っています。
 
クリス ちょっとした気の緩みから大惨事につながるのが車両事故だと思います。ワコー整備さんのような信頼のおける会社があるからこそ、日本の経済活動が支えられているのを実感しました。