須田　何事も最初からあきらめずに挑戦し続けていれば、大きな財産になりますよね。私も独立してからは、初めての企画に挑戦することが多いです。例えば飯能市を舞台にしたアニメとの地域活性化キャンペーンコラボレーション企画では、統括ディレクターとして携わりました。アニメの版権が関わる仕事は初めてだったので、スケジュール調整や制作物の確認など、版権元の方々と協力業者さんとの連携がとても大事であり、とてもいい経験となりました。スケジュールがタイトで余裕がなく焦ってしまうこともありましたが、そうした状況ではアイデアや制作の質が低下してしまいますので、忙しい時ほど落ち着いて丁寧に仕事をすることを心がけています。
 
石黒　そのお気持ちもわかります！　私の夫であり、ロックバンドLUNA SEAメンバーである真矢くんも、ライブの直前はスケジュールに追われながら仕事を完遂しているので、須田代表と同じく忙しいほど燃えるタイプなんです。私自身も元モーニング娘。としてイベントに出演するときは、メンバーでダンスの振り付けを決めたり、歌う箇所の割り振りを行ったりしているので、ものづくりやイベントの準備の大変さはよくわかりますよ。そんな大変な中でも、地域活性化のために努力を惜しまない須田代表の熱意は素晴らしいですね。