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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

生徒の自己肯定感を上げ
心を育てるそろばん教室

 

計算力だけでなく人間力も育むそろばん教室

 
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タージン 現在は、大阪府を中心に4校もそろばん教室を運営されているそうですね。
 
鳶坂 はい。大阪府吹田市でそろばん教室を4校運営していて、生徒数は合わせて450名ほどいます。当教室は「いしど式そろばん教室」のフランチャイズの加盟なんですよ。
 
タージン いしど式はどのような特長があるんですか?
 
鳶坂 いしど式は、そろばんをただの計算道具ではなく子どもたちの能力開発の教具と捉えています。ですから、そろばん教育を通じて子どもたちの力を伸ばすことが目的なんです。
 
タージン なるほど。昔ながらの計算力を養うためだけのそろばん教室ではないのですね。
 
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鳶坂 はい。具体的には、生徒さんに合わせた個別対応を行ったり、小さな成功体験を積ませるスモールステップ方式を用いたりして、一人ひとりの力を引き出しています。その他にも、あいさつや返事といった礼儀作法を教育したり、目標を達成しようとするあきらめない心を育てたりと人間力を育む教育を行っているんです。
 
タージン 計算力だけではなく人間として必要な力を養えると。さまざまな能力が身に付けられるので、親御さんも「子どもの頃から習わせたい」と思うでしょうね。ところで、「トビーそろばん教室」という教室名の由来が気になります。
 
鳶坂 高校生時代、先生から「トンビは鷹を生む」と言われたことをずっと覚えていたんです。このことわざは、平凡な家庭から天才が生まれることの例え。それで「トビーそろばん教室」と名付けました。
 
タージン お名前にもかかっていて素敵なネーミングです。鳶坂統括長は、他にも肩書があるとうかがいました。
 
鳶坂 ええ。書道教室や体験教室の先生としても活動しています。