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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

法務のアウトソーシング
を実現した弁護士法人

 

サービス業であることを所属弁護士にも徹底

 
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クリス 相談しやすい弁護士法人として、古手川代表がこだわっていることも教えてください。
 
古手川 当法人に所属している弁護士やパラリーガルは、お客様のみならず事務所内でも挨拶や言葉遣い、礼儀礼節を徹底して大事にしています。私たちのサービスを利用していただく企業や個人の皆様に、敬意を持って接することを常に心がけているんです。また、私たちが挨拶や礼儀正しく振る舞うことを大事にすることや、当法人が人や組織の“成長”を大事にしていることなどについて、皆が納得することも大切にしています。そのために私たちは定期的に朝礼を行い、さまざまなテーマについて自ら考え、意見を発表する機会を設けるなどしています。
 
クリス 朝礼を行うのは、企業では一般的に行われているイメージです。でも、法律事務所では、そのような慣習は珍しいのでしょうか?
 
古手川 そうですね。いわゆる朝礼を行う法律事務所はほとんどないと思います。多くの法律事務所は、弁護士が各々のタイミングで事務所に来て、各自が担当している案件を進めていくという流れだと思います。それに対して、当法人では朝礼を実施したり、マネージャーを置いたりして、組織としての活動を意識しています。どちらのやり方も間違いではないと思いますが、私はせっかく複数の弁護士が集まって仕事をするわけですから、単なる“個人”の集合体ではなく、同じ目的を持った“組織”にしたいのです。そうすることで、個人の集合体では到底成し遂げられないような大きな目標を達成することができると考えています。
 
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クリス なるほど。組織としての活動を大事にしていらっしゃるわけですか。弁護士などの士業の方は“組織”というイメージはあまりありませんが、古手川代表は“組織”を強くすることを大事に考えているのですね。
 
古手川 おっしゃる通りです。さらに、“組織”にもさまざまな形態がある中で、私たちは立場や職種を問わず、自らが考えて実行するいわゆる自律型組織であることを軸としています。専門的なサービスを提供する自律型組織でありたいという意識を皆で共有しているんです。
 
クリス お客さんにとっても、個人としてではなく組織として対応してくれるのはとても心強いと思います。お客さんへのサービス向上のため、所属弁護士の方々にしっかりと組織としてのマインドを教育する古手川代表の取り組みは、素晴らしいですね。