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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

配送業界で高みを目指す スタッフ思いの労働環境
株式会社藤商事 代表取締役 藤原朋輝

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪狭山市を拠点に、軽貨物運送事業と訪問診察サポート事業を展開している株式会社藤商事さん。まずは、藤原社長の経歴から教えてください。
 
藤原 前に勤めていた会社では、10t規模の大型トラックを取り扱っていました。そこで3年ほど経験を積んだ後に個人事業主として独立し、昨年2022年9月に法人化に至った次第です。トラック業界はいまだに縦社会が厳しい風潮で、前の会社でも若いスタッフが次々に辞めていくのを目の当たりしました。それが悔しくて業界に反骨精神を抱くようになり、若いスタッフの受け皿になりたいとも考え、起業したんですよ。
 
畑山 若者たちの受け皿とは、頼もしい限りです。しかし、藤原社長ご自身もまだお若いですよね?
 
藤原 私は26歳です。父が、畑山さんと同い年の48歳ですね。
 
畑山 驚きました! 20代半ばは自分のことで精一杯の人が多いのに、年下のサポートまで考えられるとは素晴らしいです。スタッフさんたちもお若いのでしょうか?
 
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藤原 21歳から60代までと幅広いです。約15名、みんな正社員として雇用しています。
 
畑山 幅広い年齢層の方が活躍されている、と。現在、配送業界は個人事業主が多く、大手だと雇用はせずに個人へ仕事を流しているのが実態ですよね。
 
藤原 その通りだと思います。私も家族を持つ身として、スタッフには安心して働ける環境を提供したい気持ちが強いですね。しかし、人選には強いこだわりもあります。業界の高みを一緒に目指してくれる方、私も一緒に成長していきたいと感じる方のみをスタッフとして迎え入れていますね。