手間をかけずに収益UP
常識を覆す画期的な農法

DOHO STYLEで楽に稼いでもらいたい

DOHO STYLEで育てたレモン

道法　それでは、一つずつご説明します。まずは、日当たり。植物は太陽の光で光合成をするので、日光をたくさん当てることが大切だと思われがちです。でも、DOHO STYLEでは日光の量より温度を重視します。風通しも同じことで、木の勢いを保つため枝は切り落とさずに残します。それで風通しが悪くなっても気にしないんです。土も、やわらかくするより石や砂利を入れて固くすると植物が元気に育つんですよ。

西岡　初めて聞くお話ばかりですよ。肥料についてはどうなんでしょうか？

道法　農業で使う窒素肥料はアンモニアに変化し、果実に溜まって食味を悪くしてしまう原因になります。アンモニアのせいで害虫が増え、農薬が必要となる悪循環にも陥るんです。また、土に残ったアンモニアは海洋汚染の原因にもつながるので、地球環境を考えると、紫外線で自然に分解される農薬より、海に流れ出す肥料のほうが罪が重いんですよ。

西岡　肥料を与えないDOHO STYLEは地球にも優しいということなんですね。

道法　そして、もう一つ。苗木を育てる時、枝を縛って斜めに伸ばします。例えばミカンの木は一般的に3本の枝が斜めに育つように誘引するものの、私は垂直に伸ばしたほうがいいことに気付きました。以上がDOHO STYLEの要点です。

西岡　それでは、DOHO STYLEの科学的根拠やメリットについても教えていただけますか？

道法さん監修の単行本「道法スタイル野菜の垂直仕立て栽培」
（左）、「マル農のひと」（右）

道法　植物はジベレリン・サイトカイニン・オーキシン・エチレン・アブシジン酸という5種類のホルモンで成長します。DOHO STYLEはこれらの植物ホルモンを刺激するので、従来の農法と比べ圧倒的に生育がよくなり、おいしい果物や野菜を収穫できるようになるんですよ。DOHO STYLEを導入すると、無肥料にも関わらず果樹や果菜類では収量が増えるんです。お米や野菜では収穫量はやや減りますが、品質が良くなり3～4倍の高値で販売できるので収益は大幅にアップします。

西岡　これは素晴らしい。まさしく農家さんにとっていいことづくめですね。

道法　そうなんですよ。弊社のコンセプトは農家さんに楽をして儲けてもらうことです。そのために私はデータを集め、科学的な根拠に基づくDOHO STYLEを考案しました。一人でも多くの農家さんに、古くて間違いばかりの農業からDOHO STYLEにアップデートしていただきたくて、2010年に独立し弊社を立ち上げたというわけです。