石川　1年平均で10%から15%くらいです。冬が悪くても夏に蓄電を稼ぐケースもあったり、各場所の環境によっても変動があったりします。FITやFIPなどの制度を利用しているため、高い利回りが期待できますよ。
 
濱中　そんなに高いリターンなんですね。今の時代、銀行にお金を預けていても利回りが期待できない分、太陽光発電システムへの投資は賢明かもしれませんね。
 
石川　失敗するリスクが低いので、私も自信を持ってお勧めしています。また、そのリスクの可能性についてもしっかりご説明していまして、具体的には、保険が適用されないような地震や津波などによる自然災害起因のシステム全壊です。
 
濱中　なるほど。逆に全壊でなければ保険が適用されるのですか？
 
石川　台風で1枚パネルが飛ばされたり盗難されたりしたケースにも保険が適用されます。全壊の場合は老朽化と環境問題による原因が多いので、地盤や過去の津波被害を調査してからパネルを設置することで、リスク回避につなげています。
 
濱中　大手銀行も倒産する時代です。リスクゼロの投資はないってことですよね。それでも、手堅い投資という印象を受けましたよ。
 
石川　2025年から大手ハウスメーカーが手がける東京の新築戸建ては、太陽光発電システムの設置が義務付けられているくらいですから、今後はより太陽光発電がメジャーになってくると思いますよ。
 
濱中　それは知らなかったです！　各家での太陽光発電が当たり前の時代が来るとは･･･。ビジネスチャンス到来ですね。では最後に、今後の目標を教えていただけますか？