石黒　今後、髙林社長がチャレンジしてみたいことがあれば教えてください。
 
髙林　障がいのある方専用のジムを立ち上げたいと考えています。母の会社を継ぐために介護の勉強をしていたとき、障がいのあるお子さんたちが安心してスポーツができる場所がなかなかないと親御さんが嘆いていらっしゃったんですよ。あと、アスリートがセカンドキャリアをしっかりと築ける場所をつくっていきたいですね。
 
石黒　アスリートのセカンドキャリアですか？
 
髙林　はい。キックボクシングを続けながら若者が働ける場所をつくりたいと思い、2022年から新たにZERO SECURITY（ゼロセキュリティ）という警備事業の会社も立ち上げました。スポーツを続けながら地域貢献もできる場所として、今後は建設業も視野に入れるなど、自由な発想で事業を展開しています。
 
石黒　人生設計も含めて、キックボクシングに取り組む方をトータルでサポートしていきたいとお考えなんですね。格闘技経験者が警備に来てくれたら心強いですよ（笑）。
 
髙林　でしょう（笑）。格闘技の経験を活かせるような施設やイベント警備のほか、工事現場の交通誘導など、たくさんの仕事をお任せていただいています。
 
石黒　警備事業も、順調に軌道に乗っていることがよくわかります。