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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

明るい笑顔があふれる
就労継続支援B型事業所

 

イキイキと働ける、笑顔にあふれた事業所

 
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千葉 先ほどのお話にもあったように、医療によるバックアップがあるのは大きな強みなのではないですか?
 
山田 そうですね。障がい者の方の中には、さまざまな合併症を患っておられる方もおり、ほかの施設では医療的な対応ができないので受け入れられないと、入所を断られるケースもあると聞きます。しかし、当法人には、私のほかにも元看護師のスタッフが在籍しており、利用者様の健康面のサポートも行えるんです。そのため、特別支援学校さんや同じ福祉業界の方々からも信頼をいただけています。
 
千葉 健康面でも安心して就労できるのは、利用者さん本人はもちろん、そのご家族にとっても、感謝の気持ちが大きいと思いますよ。
 
山田 感謝していただけるのは本当に嬉しいことですし、利用者様に安心して生活していただけることへの喜びもありますね。当法人の名前は、利用者様に楽しい生活を送ってほしい、その方らしいイキイキとした生活を送ってほしいという思いで「エンジョイライフ」と名付けました。ハンデがあっても働けて、その方らしい生き方ができる。そのための居場所になれればと考えているんです。
 
千葉 なるほど。スポーツ界でも、パラスポーツのように障害をハンデではなく一つの個性と捉え、それを活かすことで、その人らしい活躍ができますからね。その中で、山田代表が大切にしていることはなんでしょうか?
 
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山田代表を支えるスタッフの方々との集合写真
山田 私はこの事業の中で“笑顔”を最も大切にしているんです。よくラジオやテレビの音声をBGMの代わりに流している施設もあると聞きます。でも、当法人の事業所では、利用者の皆様の笑い声がBGMなんですよ。実際に、事業所内でも笑いが絶えず、利用者様が冗談を言い合ったり、作業中に歌を歌ったりすることもあるんです。私自身も利用者様に対して常に明るく、積極的にコミュニケーションを取っていまして、時には明るすぎるとびっくりされることもあるんですよ(笑)。
 
千葉 本当に楽しそうですね(笑)。私の恩師である小出義雄監督も、いつも気さくに声をかけてくださり、私たち選手のモチベーションアップのために楽しい雰囲気をつくっておられました。そんな風に、山田代表が率先してムードメークに努めていらっしゃるのは、本当に素晴らしいと思います。