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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

訪問介護と住宅改修も トータルで対応可能!
株式会社和 センター長 村山英和

 
プロフィール 大阪府出身。鞄の製造会社でパタンナーとして働く。途中で配管設備の仕事をしていた弟から要請があり、配管設備業界に転職した。以後、長く設備関係の業務を続ける中で、福祉対応の住宅改修に携わる事業で独立を考え、2022年10月、(株)和を設立。住宅改修を行うほか、訪問介護事業を手がけるケアセンター和も翌年1月に立ち上げた。【ホームページ
 
 
 
介護関係のサービスは高齢化する社会には欠かせない一方で、「きつい仕事」と捉えられている一面もある。利用者に心を込めた対応をするためにも、まず働き手であるスタッフたちに満足度の高い職場環境を用意することが大事だ。株式会社和(なごみ)の村山英和センター長は移動範囲や給与を考慮し、スタッフが心地良く働けるように工夫している。サービス面にも新しい風を取り入れるなど、楽しい職場づくりに余念がない。
 
 
 

工事の仕事がきっかけとなり介護業界に進出

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 福祉住宅改修を行う株式会社和が運営する「ケアセンター和」さんにお邪魔しています。村山センター長は、どのようないきさつでこの業界に進まれたのですか?
 
村山 鞄の製造会社で働いていたところ、弟から配管設備の仕事を手伝ってほしいと頼まれて転職しました。工事をこなすうちに、福祉対応の住宅改修事業をやりたくなり弊社を設立したんです。
 
タージン ケアセンターということは、住宅改修以外の事業もされているのでしょうか?
 
村山 はい、訪問介護事業も行っています。介護が必要な利用者様の居宅にうかがい、身体介護や家事援助をします。近鉄の弥刀駅が最寄りで事業所から2~3kmまでの場所が対応エリアです。実は、もうすぐデイサービス事業も立ち上げるので、そのために整体の資格を取得しました。
 
タージン 整体ですか! 特に関係のない資格に思えますね。
 
村山 弊社のコンセプトは「利用者様の方に喜んでいただく」なので、手足などのケアもすることで、より喜んでくださればと考えたんです。その視点から、ほかにもさまざまな資格を取得しています。
 
タージン なるほど! 利用者さんの気持ちに寄り添ってくれる、村山センター長ならではの温かさが伝わってくるお話ですね。