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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

売買・仲介から造成まで 対応力の不動産コンサル
株式会社MEGURU 代表取締役 鈴木勝裕

 
プロフィール 愛知県出身。大学卒業後、警察学校を出て警察官として約10年間勤務。ビジネスへの関心の高まりから退職し、その後、5年間で不動産賃貸経営管理士をはじめ不動産関連の資格を多数取得。2023年に(株)MEGURUを設立し、建設業の協力業者と連携しながら、不動産コンサルティングなどの事業に携わっている。社名は人と人、企業をつなぐ役割を果たす意味を込めて命名した。【ホームページ
 
 
 
株式会社MEGURU(メグル)は土地や建物の売買・仲介から外構工事・宅地造成、空き家の活用まで、不動産のことなら何でも相談できる会社。幅広い資格を有する鈴木勝裕代表取締役が、豊富な知識と柔軟なコミュニケーション力で、難しい課題にも最善の解答を出してくれる。不動産の購入がその人や家族の豊かな人生にプラスとなるよう、プロの目線で応援したいと語る鈴木社長に、意外な歩みやユニークな事業内容について聞いた。
 
 
 

公務員生活10年を経て不動産業の経営者に

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 愛知県西尾市で不動産業を営んでおられる株式会社MEGURUの鈴木社長。具体的にどんな事業内容なのか、鈴木社長からご紹介いただけますか。
 
鈴木 土地や建物の売買や仲介など、不動産に関するあれこれのご相談にお応えしており、総合的な不動産コンサルティング会社として活動しています。また、2級土木施工管理技士の資格を活かし、外構工事や土地の造成といった土木関係の設計図面に携わったり、監督をしたり、現場に赴くことも多いですね。
 
畑山 確かに名刺を拝見すると、不動産賃貸経営管理士に、宅地建物取引士、そして土木工事を監督できる資格と、実に幅広いですね。社会に出てからずっと不動産に関わるお仕事なんですか?
 
鈴木 いえ、この業界でやっていく決意をしたのが2018年の32歳のときで、その前の10年間は警察官をしていました。
 
畑山 え!? それはまた意外な経歴ですね。警察は大変な仕事とはいえ、公務員じゃないですか。その安定を捨ててまで、なぜ経営者の道を選ばれたのでしょう?
 
鈴木 大学生の頃、将来は警察官以外なら企業で営業の仕事をするのもいいなと思っていたんです。その気持ちが10年後に再燃し、営業職から経営者へと発展していきました。でも、すでに結婚していて子どもが3人いたので、妻に言い出すのは勇気がいりましたね。反対も覚悟のうえで、一回きりの人生だしチャレンジしたいと相談したところ、当時の私は楽しくなさそうに見えたらしく(笑)、妻は「頑張って」と背中を押してくれました。