B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

鉄製品の製造・修理から
建物改修まで行う鉄の匠

 

求めるのは“自分自身を大事にする”人材

 
glay-s1top.jpg
タージン 豊岡社長のお話をうかがっていて、音楽活動についても気になってきました。
 
豊岡 今も地元でZACCとしてライブ活動をしていますし、それに加えて、音楽イベントを主催し、ライブのPAもするなど若い音楽家のサポートもしています。私たちも若い頃はいろんな人にお世話になりましたからね。
 
タージン 恩返しというわけですか。本当に仕事でも趣味でも地元に貢献されていて素晴らしい! 多彩な事業を手がけておられる豊岡溶工さんとしては、どんな人材を求めていますか?
 
豊岡 自分のことを大事にしている人ですね。自分を大事にする――つまり自分自身の人生を大事にしている人はパワーがありますし、結果として社会の役に立てる人材になると考えているんですよ。
 
タージン 同感ですね。やる気がなかったり、無気力だったりするのは、自分の人生を大事にできていないのと同じことだと思います。ちなみに現在は何名のスタッフさんがおられるのですか?
 
glay-s1top.jpg
豊岡 4名です。少数精鋭で頑張っています。22歳の工場長は、学生時代からバイトとして働いてくれていた子なんですよ。
 
タージン 学生時代からバイトが続いて社員にまでなるっていうのは、豊岡溶工さんの職場環境が本当に良い証拠ですよ。
 
豊岡 タージンさんにそう言っていただけると嬉しいです。一人ひとりを大切にしていますし、技術などについても丁寧に教えています。
 
タージン 仲間を大事にする豊岡社長だからこそ素敵な人が集うんでしょうね。今後の発展が楽しみです。
 
豊岡 今後については、カリフォルニアでハンバーガーショップをしたいと思っています(笑)。そのためにまずパティを焼く鉄のフライパンを製作したんです。一枚の鉄を熱してハンマーで成形してつくっています。先ほども言ったように常に新しい挑戦をしたいんですよ。
 
タージン 分厚いフライパンで焼いたお肉はおいしいですよね。夢に向かっても着実に進んでいるんだなあ。豊岡社長はお祖父様やお父様から鉄への思いを受け継いで新たな事業をスタートされ、さらにZACCというブランド、音楽活動と多面性を持って、社会に貢献されています。本日お話をうかがって、私も勉強になりましたし、非常に良い刺激を受けました。これからも熱い思いで頑張ってくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分の意見をしっかりと伝えることです。マイナスな意見でも、伝えたことで起きる話し合いや喧嘩には気付きや成長があると思いますし、言わずにイライラするよりいいですよね。みんなが自己主張できれば、職場の空気も変わって、仕事が楽しくなると思います。
(豊岡顕典)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 豊岡溶工株式会社
■ 本社 〒518-0711 三重県名張市東町1691-1
■ 事業内容 溶接/加工/鉄製品の製造/リフォーム/リノベーション/ハンドメイド
■ 設立 平成19年11月
■ 従業員数 4名
■ 主な取引先 株式会社大阪真空機器製作所/株式会社ジェイテクトプレシジョンベアリング/株式会社安永
■ ホームページ https://toyookayoukou.com/