B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

気持ちを汲んだ施工で
満足できる看板製作!

 

無理なデザインも現場の工夫で納め方を提案

 
glay-s1top.jpg
勝間 ありがとうございます。亀山さんがおっしゃるとおり、私は、厳しい時代を知っている父から看板製作に必要な技術をしっかり教えてもらいました。当時は周囲も昔気質の職人ばかり。私がさまざまな看板の製作・取り付けに対応できるのも、父をはじめとした数多くの先輩に育てていただき豊富な経験を積んできたからなんですよ。
 
亀山 それでも、お父様から離れて独り立ちしたときは不安もあったのでは?
 
勝間 そうですね。でも、まさにゼロからのスタートで一つずつ実績を残し信頼を積んでいきました。もともと父と私はネオンサインの製作・施工をメインにしていたものの、独立後は次々に手がける分野を拡大していったんです。
 
亀山 独立後はますます躍進されていったわけですね。それにしても、看板と一口に言ってもその種類は私たちの想像以上に多いのでしょうね。
 
勝間 おっしゃるとおり、看板は小さいものではトイレの場所や性別を示すピクトサインから、大きなものならビルの屋上に設置するデジタルサイネージまで多種多様です。先ほどもお話ししたように、弊社はあらゆる分野の看板を取り扱っていまして、近年は特にデジタルサイネージの施工に力を入れているところです。
 
亀山 看板の製作は、デザインから手がけることができるのでしょうか。
 
勝間 私はそういう方面の仕事が不得意なので(笑)、あくまでもお客様からいただいたデザインを忠実に再現することに全力で取り組んでいます。
 
亀山 すると、デザイナーさんから無理難題を言われることもあるのでは?
 
勝間 そうですね。デザインはあくまでも頭の中で考えたもの。立体にしたり実際に取り付けたりすると、意外と見栄えが悪かったということもよくあるんです。
 
glay-s1top.jpg
亀山 そんなとき、勝間社長はどのように対処してくださるのでしょう。
 
勝間 「こういう仕上がりにするのはどうでしょう」と、現場の工夫できれいな看板に見える納め方をご提案します。そういう仕事には自信がありますし、楽しい一方で、難しさも倍増します。ですから、いつもドキドキしながら工事に向かっています(笑)。
 
亀山 プレッシャーがかかる現場でも、楽しみながら施工できるのは、踏んできた場数が多いからでしょうね。