畑山　名古屋と言えば、みそかつ、ひつまぶし、手羽先などの名古屋めしがありますし、関東に住む私たちでも知っている有名なものはたくさんあると思います。
 
竹川　確かに、名古屋めしや名古屋城のように有名な観光地はよく知られていると思います。ただ、本当の意味での魅力が発信されていないように感じるんです。ですから、名古屋市なら区ごとの情報を発信するなど、もっと細かくエリア分けをして、より地域に密着した情報を伝えるべきだと考えました。
 
畑山　なるほど。大都市から離れた郊外の街の魅力は、その土地に暮らす方しかわからないこともあるでしょうね。それに、そうした情報こそを求めている人も多いと思います。竹川社長はそこをカバーしていきたいわけですね。
 
竹川　そうなんです。そして、その輪を全国に広げたい。運営するサイトのシステム自体はメーカーがつくっているので、同じシステムを活用している地域が日本各地に存在します。各地方が横のつながりを深めて全国に輪を広げていけば、各地の知名度も上がり、地域活性化に役立てるのではないか。それで、どえりゃ～名古屋を刷新し、全国各地のさまざまな企業と協業して、名古屋であれば名古屋BooooN、別の地域であれば●●BooooNというように、みんなで一緒に地域の魅力を発信する活動を盛り上げていきたいんです。
 
畑山　竹川社長がサイト運営に力を入れている理由がよくわかりましたよ。協業してくれるビジネスパートナーも重要ですし、竹川社長のように地方を盛り上げていきたいという熱量のある仲間もたくさん集まってほしいですよね。