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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ニーズに柔軟に対応して
軽貨物運送業をサポート

 

KBT-GROUPへ加盟し軽貨物業を強化

 
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亀山 念願叶って事業を始められたのに、リーマンショックの影響を受けてしまったとは、おつらい状況だったと思います。そこから、どのようにして再起を図られたのでしょう。
 
西尾 時代を読むことが大事だと痛感した私は、外車の販売から中古車販売へと事業を移行したんです。これが功を奏し、事業を立て直すことができました。結果として現在は、中古車販売、営業用軽車両のレンタルサービス、軽貨物運送業、レッカー車の手配の4本柱で事業を展開しています。
 
亀山 事業を拡大し続けていらっしゃるということで、西尾代表の読みが見事的中したようですね。素晴らしいです。ところで、ニシオモータースさんは大手軽貨物運送グループのKBT-GROUP(ケービーティグループ)の加盟店でもありますよね。どのような経緯で加盟に至ったのでしょうか?
 
西尾 2019年頃に軽貨物運送業をしている知人から、「KBT-GROUPの岩本社長の説明会が大阪であるから一緒に行かないか」と誘われたことがきっかけでした。私はセミナーが苦手だったので最初は断っていたものの、KBT-GROUPに加盟したその知人が弊社でワンボックスカーを何回かにわたって購入してくださって、合計10台くらい売れました。そのときに、軽貨物の仕事の需要が上がってきていることを肌で感じたので、加盟することに決めたんです。
 
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亀山 なるほど。2019年頃というと、コロナ禍と重なりますね。その当時は、自宅にいながら買い物ができるECサイトのニーズが高まりました。軽貨物運送業の滑り出しも順調だったのでは?
 
西尾 いえ、それが最初はうまくいきませんでした。というのも、ドライバーの募集をかけて、面接をしてもすぐに辞めてしまう方が多かったんです。なかなか数字が伸びず、悩んでいたところ、KBT-GROUPの岩本社長さんが「車のレンタルも需要がありますよ」とアドバイスしてくださったんです。それで、中古車販売店という強みを生かして、運送用車両のレンタル業を開始しました。ありがたいことにこの業績が好調で、レンタル台数が1年間でおよそ100台にもなったんです。