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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

体も心も癒す鍼灸整骨院
子育てママの応援に注力

 

子育て世帯が多く集まる街で貢献できる院に

 
石黒 独立するに当たって、いろいろと将来に思いをめぐらすこともあったのかなと想像します。どんな鍼灸整骨院にしていくおつもりですか?
 
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上江洲 疲れや痛みを抱えてお悩みの方に、幅広い目的に応じてご利用いただきたいですね。中でも力を入れているのが、子育て世代のママさんたちを施術家として応援することでして。私の周りにも小さいお子さんのいる方が多く、子育てに関する話を聞く機会も多いです。寝不足になりがちだとか、朝からすることが山積みだとか、本当に大変そうなんですよ。
 
石黒 うんうん、わかりますよ。私も以前、子育てで苦労した経験があります。当時はシッターさんを頼むことさえ上の世代の理解が得られにくい時代でしたから、そういう世間の目も感じながら苦労していました。
 
上江洲 大げさではなく、体もメンタルもボロボロになってしまう場合もあるんです。実は、ここ大阪の西区は、子育て世帯の人口がすごく増えている場所なんです。ただ、たくさん集まっているということは、やはりそれだけ子育てに付随する苦労も多いんです。当院はそのような忙しい毎日を送るご家族、特にママさんたちの役に立ちたいと考えています。

石黒 先ほど、ママさんたちを応援したいという心強い言葉がありました。そもそも出産ってとんでもなく大変ですし、それ以降も産後の肥立ちが悪くならないように、体調管理の難しい時期が続きます。鍼灸整骨院 Zさんでは、そんなママさんたちを迎える際にどんな点を大切されていますか?
 
上江洲 特に、心がけているのは会話を豊かにすることです。もちろんみなさんの体調を上向かせることが一番大切ですし、プロとしても自信があります。ただ、この仕事に就いた当初は、ただがむしゃらに体の不調を改善させたいという一心で仕事をしていたものの、今は自分の仕事はそれだけじゃないと思っているんですよ。
 
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石黒 それはつまり、施術に必要な質問や説明以外でおしゃべりする時間ですか?
 
上江洲 ええ。ここにいる20分や30分の間を楽しく過ごしていただき、ママさんの心がすっきりしてもらえるようにしたいんです。関西人だからこそ、会話して、楽しんで、笑ってもらう。これを施術中のモットーにしています。
 
石黒 素敵ですね。会話を大事にするようになったのは、何かきっかけがあるんでしょうか?