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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

集団だから力が伸びる! 地域に根ざす老舗学習塾
TOP進学塾 塾長 中村好文

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 箕面市のTOP(トップ)進学塾の中村塾長にお話をうかがいます。まずはこれまでの歩みの部分からお聞かせください。
 
中村 大学で数学科を専攻した後、チェーン展開している中堅塾に就職しました。講師として10年ほど経験を積み、各拠点の塾長も任せてもらう中で、次第に「一つの教室でじっくりと生徒たちと向き合いたい」という思いを持つようになり、1999年、TOP進学塾を開塾しました。
 
亀山 2022年現在、オープンからすでに23年ですか。長きにわたり、箕面の子どもたちをサポートしてきたわけですね。大手を含め、たくさんの学習塾がひしめく中、TOP進学塾さんならではの強みはどのような点でしょう?
 
中村 近隣校区である箕面4中と箕面6中の2校に絞って生徒を募集しているため、中間テストや期末テスト期間中は、各学校に適したテスト対策の時間割に切り替えて授業をしているんです。過去のテストや授業の進行具合、先生の出題パターンなどを分析して、確実に点数が取れるようサポートします。
 
亀山 塾の勉強と学校の勉強は別物というイメージがある中、塾で学校のテスト対策もしっかりと行ってくれるというのは、親御さんとしてもありがたいと思います。地域密着だからこその強みですね。
 
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中村 最終的な目標は高校受験ではあるものの、学校のテストでもいい点が取れると、さらに勉強が好きになりますからね。そうやってモチベーションを高く維持しながら勉強を続けた結果、大阪府内トップ校に多くの塾生たちが進学していますよ。当塾では、生徒の許可を得たうえで、毎年、全員の進学状況を公表しているんです。
 
亀山 実際に優秀な学校に進学している先輩がいるとなれば、イメージが掴みやすいですね。ところで、昨今のコロナ禍を経て、オンライン授業という選択肢が増えた中でも、TOP進学塾さんは対面授業のみ行っているとお聞きしました。
 
中村 ええ。絶対に対面授業というこだわりを持っています。オンラインだとどうしても集中力が途切れがちになりますし、やはり直接顔と顔を合わせることでしか感じられないものがあると思うんですよ。