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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

荷物と一緒に思いを運ぶ まごころの宅配サービス
合同会社anet 代表社員 塩見啓吾

 
プロフィール 神奈川県出身。ジェームズ・ディーンに憧れ、18歳で俳優を目指し上京。演技の修業に専念するもアルバイトで生計を立てる毎日に見切りをつけ、大手運送会社に就職する。4年後、別の運送会社に転職したものの、心臓を患い退職。その後、培った経験とノウハウを活かし軽貨物運送を手がける(同)anetを開業した。「思いを運ぶ」をモットーに、顧客に喜ばれるサービスをとことん追求している。【ホームページ
 
 
 
若い頃に俳優を目指したのちに大手運送業に出会ったという、合同会社anet(アネット)の塩見啓吾代表は、自らを街の主役に見立て、常に見られている気持ちで仕事に邁進する。「どんな荷物にも送り主の思いが詰まっており、その気持ちを届けるのが運送に携わる者の使命」だと語り、まごころ込めたサービスを提供中だ。同じ志を共有する23名の精鋭ドライバーと共に、顧客ファーストを貫く塩見代表に仕事に対する熱い思いをうかがった。
 
 
 

運送会社で培ったノウハウで軽貨物業界へ

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 東京都板橋区で軽貨物運送を展開されている合同会社anet(アネット)さんにお邪魔しています。軽貨物運送業というと、時代とともにどんどん需要が伸びていますよね。私の周りにも新しく軽貨物運送業を始める方が結構いらっしゃいますよ。
 
塩見 今は大手の通販会社ですと、配送業務を完全に外注しているところも多いんです。弊社でも、メイン事業は大手通販会社からの委託業務になります。軽貨物でしたら、お客様のために何でも運んでいますよ。
 
名高 頼もしい! 塩見代表は、もともと大手運送会社に勤めていらしたとか?
 
塩見 はい。運送会社最大手を2社にわたり経験を積み、軽貨物運送業界に参入したという経緯です。いろいろな経験をしたことが今につながっていると実感していますね。
 
名高 2つの運送会社で確かな経験と実績を積み上げ、運送のノウハウを身に付けられたのですね。それなら通販会社も安心して荷物を委託できますよ。
 
塩見 ありがとうございます。今は宅配業がメインですが、企業への配送も少しずつ増やしているところです。