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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自分らしく自立できる 高齢者向け住宅を実現
メディカルソフト株式会社/サービス付高齢者向け住宅リリーフホーム石島 代表取締役 大野翔士

 
プロフィール 福島県出身。母親の福祉事業立ち上げに伴い栃木県真岡市に移住。福祉系専門学校を卒業後、介護関連企業での勤務を経て、約15年にわたり母親の会社で福祉業の経験を積む。2011年に事業を継承し、メディカルソフト(株)の代表取締役に就任した。サービス付高齢者向け住宅リリーフホーム石島を開業し、ベテランスタッフをそろえ、高齢者の自立をサポートするかたわら、現役プロレスラーとしても活躍中。【ホームページ
 
 
 
サービス付高齢者向け住宅リリーフホーム石島を運営する、メディカルソフト株式会社代表取締役の大野翔士氏。「その人がその人らしく生活できる」をコンセプトに掲げる同施設は、利用者とスタッフの楽しそうな笑い声が常にあふれている。決まっているのは食事の時間と門限だけという自由なライフスタイルを提供しつつ、困ったときには手を差し伸べる。そんなアットホームな住居空間を実現した大野社長に、熱い思いをうかがった。
 
 
 

福祉業界15年の経験で2代目に就任

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 今日はメディカルソフト株式会社さんが運営する高齢者向け住宅、リリーフホーム石島さんにお邪魔しています。わー、天井が高くて開放的な明るい雰囲気ですね。それに利用者さんの笑い声も聞こえて楽しそう。あっ、窓からは電車もよく見えるんだ!
 
大野 あれは真岡鐡道の線路で、定期的に蒸気機関車も走りますよ。鉄道ファンからも「最高のロケーション」と大人気なんです。
 
石黒 癒やされる風景です。大野社長は、真岡市ご出身なのですか?
 
大野 生まれは福島県のいわき市で、母がこちらで福祉事業を始めるということで高校生のときに引越してきたんです。ずっと母の姿を見ていたので、専門学校を出てすぐに私も福祉業界へ進みました。業界でのキャリアは15年ほどになりますね。2011年4月に母から事業を継承し、2018年には建物が老朽化していたことから心機一転して新施設を設け、今に至ります。
 
石黒 福祉業界一筋というわけですね!
 
大野 はい。現在は、サービス付き高齢者向け住宅・デイサービス・訪問介護が事業の3本柱です。長年の経験から得たノウハウを活かし、「こんなサービスがあったらいいな」を実現しています。