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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域密着で即対応! 磐田の庭木の手入れ専門店
ヒラグリーン 代表 平野貴裕

 
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インタビュアー 宍戸開(俳優)
宍戸 静岡県磐田市で造園業を営むヒラグリーンさんにお邪魔しています。まずは、事業内容からお聞かせください。
 
平野 磐田市唯一の庭木の手入れ専門店です。私は18歳でこの世界に入り、大手造園会社など何社かでさまざまな経験を積んできました。その中で、お客様と長いお付き合いのできる庭木の手入れの仕事に最も魅力を感じ、独立後はここ磐田市で地域に密着した活動をしています。
 
宍戸 キャリア十分で頼もしいですね。地域密着にこだわるのには理由があるのですか?
 
平野 小回りが利く分、細かなことにも迅速に対応が可能です。先日も、「ウッドデッキの横の木にスズメバチが飛んでくるので困っている」と電話が入り、その日のうちにすぐ確認に行き、その木を剪定した事例がありました。遠方まで手を広げて、スピーディな対応ができなくなってしまうのは本意ではないんです。地元である磐田市のお客様のフォローを第一に考えています。
 
宍戸 電話1本で駆けつけてくれる存在は、心強いです。さまざまな経験を経て、庭木の手入れ専門にたどり着いた平野代表が感じる、庭木の手入れの魅力とは何でしょうか?
 
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平野 お客様のご希望をうかがいつつ、プロとしてのアドバイスも交えて理想の庭が完成した時の「ありがとう」の言葉が一番のやりがいですね。年一度のお手入れをリピートしてくださるお客様がほとんどなので、いいお付き合いが長く続く点も魅力です。お客様のご自宅の敷地内に入らせていただく仕事ということもあり、コミュニケーションも大切にしていますね。
 
宍戸 私の父も庭木が好きだったので、実家には造園業の職人さんが定期的に入っていました。幼かった私にとって職人さんは珍しい遊び相手で、見慣れない剪定用のはさみを勝手に触って怒られたこともあれば、一緒に剪定の真似事をさせてくれたこともありました。さらにはキャッチボールの相手までしてくれて、今思えば作業中にいい迷惑だったと思いますけど、温かい思い出としてずっと心に残っているんですよね(笑)。
 ですから、平野代表がおっしゃったコミュニケーションの重要性というのは、まさに肌で感じてきたところがあります。