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スペシャルインタビューSPECIAL INTERVIEW

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自己の理想を追求する
不撓不屈の精神力

 
「ゴン中山」 こと中山雅史氏は、闘志を前面に押し出した気迫溢れるプレーで、所属チームや日本代表で語り草になる名場面を数々演出し、多くの記録を残してきた。1998年、Jリーグの試合で4試合連続ハットトリックを達成、日本代表では2000年のアジアカップ予選ブルネイ戦においてハットトリック世界最短記録を樹立したことは、いずれもギネスブックに残っている。加えて、その親しみあるキャラクターでファンからも愛され、まさに “記録にも記憶にも残る” 選手だった。どんな状況におかれても諦めることなく前を見据え、今もなお戦い続けている中山氏の言葉は、我々に日々を生き抜くための勇気とヒントを与えてくれる。
 
 

ピッチの外でも勝負は続く

 
 「サッカー選手として一線を退く」 と会見で発表してから、およそ13ヶ月が過ぎました。今のぼくは、Jリーグで試合に出るのを休んでいる、いわば “休J” 状態にある。休職・休学と一緒です(笑)。だから今後、“復J” するかもしれないし、“退J” もあり得る。そのように、いろいろな選択肢がある中で、「自分が肉体的、精神的にどう変われるのか、何ができるのか」という可能性を探りながらやってきた13ヶ月でした。
 
 選手として動ける身体に戻すための挑戦だけでなく、サッカー解説だったり、ラジオのコメンテーターだったり、ありがたいことに多方面から仕事の依頼がありましたので、その中で自分にできることをやっています。一つひとつの仕事に対峙した時は、自分に求められていることに応えるだけでなく、それ以上のものをどれだけ還元できるかでこの先が決まってくると思い、日々勝負しているところです。
 
 だけど、「まだまだだなぁ」 と反省することが多いですね。たとえばサッカー解説の仕事だと、選手としてピッチに立っているのとは全く異なる目線で試合を見ることになる。でも、ボールの動きに注目しすぎて流れがつかめてない時があるんですよ。将来的にコーチや監督を目指すとなると、この辺は改善しないとダメですね。ピッチを俯瞰しながら眼下で繰り広げられている状況を誰にでも伝わるように説明できるようにならないと。だから、試合全体の流れを掴んでその瞬間に応じた適切な言葉をお伝えできるように意識しています。選手だった頃はゲスト解説だったから、そこまで考えずに好きなことを喋っていられたんですけど(笑)。
 
 
 
 

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