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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者の生活に寄り添い 居宅介護の環境を整える
合同会社フリースタイル 代表 伊藤唯志

 
プロフィール 茨城県出身。専門学校のYMCAデザイン研究所を卒業後はキャラクター制作会社で勤務したのち、生活協同組合・消費者住宅センターに転職。住宅改修工事の仕事を通して建築に関するノウハウを得る。その後、在宅介護を行う世帯の住宅を、介護に適した環境に改修する「介護リフォーム」の事業を行うため独立し、(同)フリースタイルを設立した。現在は介護リフォームの他、福祉用具のレンタル・販売と居宅介護支援事業なども手がけている。【ホームページ
 
 
 
住宅をより介護に適した環境へと改修する、介護保険住宅改修工事に特化した事業を手がける、合同会社フリースタイル。代表を務める伊藤唯志氏は、住宅改修工事に精通する“住まいのお医者さん”として長年住宅改修工事に携わってきたプロフェッショナルだ。そのうえ、介護や福祉事業にも携わり、福祉用具のレンタル・販売と居宅介護支援事業なども手がけている。建築と福祉という二つの業界を知る伊藤代表に仕事にかける熱い思いを聞いた。
 
 
 

異なる業界から移り、建築の仕事に携わる

 
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インタビュアー 春香クリスティーン(タレント)
春香クリスティーン(以下、クリス) 合同会社フリースタイルさんでは、在宅介護を行う世帯の住宅を介護に適した環境に改修する“介護リフォーム”を中心に手がけているそうですね。伊藤代表はもともと異なる業界でお仕事されていたとうかがいました。
 
伊藤 ええ。私は専門学校を卒業後にはキャラクターグッズの制作会社に入社し、全国各地を廻りながらグッズを販売していました。当時は子どもたちに絶大な人気を誇るキャラクターを多数生み出している有名企業と販売会場が一緒になることが多く、私たちの店舗はその企業の店舗よりも売り上げていた実績があるんです。
 
クリス 確かに、現在とはまったく違うお仕事ですね。それから住宅改修工事に携わるようになったのは何故だったんですか?
 
伊藤 その後転職して、生活協同組合・消費者住宅センター、通称・住宅生協に勤務したことで、住宅改修工事に携わるようになったんです。住宅生協では、主に住宅リフォームや不動産管理など住宅関連のサービスを提供しておりまして。そこで営業から工事図面設計や、実際の工事現場で作業したりして、建築に関するノウハウを学んだんです。
 
クリス さらにそこから、どのようにして在宅介護の分野にも関わるようになったのか気になります! 伊藤代表のご経験と現在のお仕事について詳しくお聞きしていきましょう。