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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

現役看護師が親身に行う
自己実現へのコーチング

 

激務の医療職と並行して起業した熱き思い

 
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宮地 現役看護師がなぜコーチングで起業されたのかすごく知りたいですね。神林代表の歩みをぜひ聞かせてください。
 
神林 社会人の一歩目はアパレル業界からスタートしました。しかし、すぐに大きな交通事故に遭ってしまい、大手術と2年間の療養を余儀なくされたんです。
 
宮地 そんな出来事があったんですね・・・。
 
神林 顔面神経を損傷し主治医からは「99%治らない」と言われました。今も後遺症で動かない部分があります。
 
宮地 素敵な表情だから話していても全然わかりません。リハビリなどかなり努力されたんですね。
 
神林 ええ。そんな経験から25歳頃に医療業界を志し、看護師になったんですよ。もう20年近く週5のフルタイムで働き続けています。
 
宮地 看護師さんって夜勤などもあって大変なお仕事ですよね。並行して別の仕事を始められるきっかけは何だったのでしょう?
 
神林 きっかけの一つはボランティアとして始めた保護猫活動です。譲渡に関わった保護猫は200頭以上になります。
 
宮地 素晴らしい行動力です! 私も動物が大好きなので尊敬します。
 
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一人ひとりが自己実現できるオンラインサロンを運営
神林 ありがとうございます。保護活動にもっと力を入れたいと考え、SNSで情報発信するうちに人脈がどんどん広がっていきました。その中で前向きに取り組むことの大切さを再認識したんですよ。
 
宮地 人との関わりの中で気付くことは多いですよね。その気付きが起業につながったわけですか。
 
神林 そうなんです。こんな私でも「やりたい!」と思ったことを実現できました。そういった自分の経験も踏まえ、「新たに何かをやってみたい」という方を応援したいという気持ちが芽生えてコーチングで起業したんです。
 
宮地 エッセンシャルワーカーが特に激務だったコロナ禍で起業されたのも、すごいバイタリティだなって尊敬します。
 
神林 実際に激務で、仕事が終わると疲労で気絶する看護師も出るくらい過酷な現場でした。そんな状況でも、自分の気持ち一つで新たなチャレンジって可能なんです。
 
宮地 神林代表自身が証明してらっしゃいますもんね。自分が本当にやりたいことって頑張れるんだなあ。
 
神林 宮地さんのおっしゃる通りです。私は皆様に寄り添ってコーチングする時間が心から好きなんですよ。だから今、楽しくて仕方がないですね。