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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

“車は資産”と捉えて カーライフをサポート
Glitter World株式会社 代表取締役 中塚真介

 
プロフィール 大阪府出身。社会人第一歩は不動産会社に入社し、営業職に携わる。その後、経営コンサルティング会社に就職。プレイングマネジャーとして全国を飛び回り、12年間にわたって勤務する。独立を見据えて退職し、さまざまな事業の運営に携わる。やがて車を資産として維持する独自のスキームを確立し、カーライフマネジメント事業を手がけるGlitter World(株)を設立した。【ホームページ
 
 
 
車を乗りつぶすか新車に乗り換えるか。どちらのほうが結果的に経済的なのか悩む人は少なくないだろう。「車は資産。1年で新車に乗り換えることで費用を抑えることができる」と熱く語るのが、Glitter World(グリッターワールド)株式会社の中塚真介代表取締役だ。営業畑で経験を積んできたコミュニケーション能力を生かしつつ、常に顧客に寄り添った対応で、年間200名ほどの車の乗り換えのサポートを行っているという。事業の魅力も交えつつ、その詳細をうかがった。
 
 
 

営業職でスキルを培う

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 兵庫県西宮市を拠点に、カーライフマネジメント事業を手がけるGlitter World株式会社さん。あまり耳にしない事業なので、今日はいろいろと詳しくお話をおうかがいしたいです。中塚社長は社会人第一歩から車に関するお仕事をなさっていたんですか?
 
中塚 いえ、最初はまったく違う仕事をしていて、新卒で入社した会社は不動産会社でした。そこでは建売住宅の営業をしていたんです。ただ実家が商売をしていたので、次第に経営の勉強をしたいという思いが強くなりまして。それで、経営コンサルティング会社に転職し、全国の法人様の営業に飛び回っていたんです。プレイングマネジャーとして12年間ほど勤務していました。
 
濱中 営業畑で長くご経験を積まれてきたんですね。中塚社長はとても話しやすい雰囲気をお持ちなのも納得ですよ。それからどのようにして、今のお仕事にたどり着いたのでしょう。
 
中塚 その会社では幹部にならないかという声もいただいたのですが、自分の力を試したいという気持ちのほうが強くて会社を離れたんです。その後は企業経営者の方から経営を任され、焼き肉店の運営やインバウンド事業に携わっていました。そんなとき、トヨペットのディーラーの方から「車は資産なんですよ」というアドバイスをもらいましてね。私は学生時代から車の寿命が来るまで乗り続けていたので、目から鱗な話でした。