プロフィール 大阪府出身。中学卒業後から建築現場のさまざまな仕事を経験し、ノウハウを培う中で、自分の力を試したいという気持ちが芽生える。勤務先の社長に思いを告げたところ、激励を受けたため、独立を決意。2018年1月に本城建装を立ち上げた。若いながらも豊富な経験を活かして、内外装に関する工事を一貫して請け負っている。【ホームページ】
建築物の施工に欠かせない軽天・建具・ボード工事などの作業はそれぞれ、異なる業者が手がけるのが一般的。しかし、この工事を一貫して施工できるのが、大阪府高槻市を拠点に活躍する本城建装だ。代表の本城俊弥氏は25歳にして9年のキャリアを持つ熟練の職人。仮設足場や塗装や防水などを得意とする仲間の職人と力を合わせ、若さと技術力で今日も躍動している。将来を見据え宅地建物取引士や施工管理技士の資格取得にも挑戦する本城代表の情熱の源泉に迫った。
建物の骨組みをつくる重要な軽天工事

インタビュアー 濱中治(野球解説者)
本城 ありがとうございます。本城建装では、近畿一円で住宅・マンション・オフィスビル・商業施設など、さまざまな建物の内外装の工事をお引き受けしています。ご紹介いただいたように、建築に関する内外装の工事をすべて自社で完結させることができるんですよ。
濱中 それはすごいなぁ。ぜひ詳細をうかがいたいところですが、まずは本城代表の歩みを教えていただけますか。
本城 私は大阪府高槻市出身でして、2020年現在25歳です。中学卒業後から建築現場の仕事をいろいろと経験する中で出合ったのが軽天工事の仕事だったんです。軽天工事とは軽量鉄骨で建物の骨組みをつくる作業のことで、内装の基礎となる重要な工事なんですよ。それまで何もなかった空間に骨組みをつくり、建物が形になるまで携われる軽天の仕事は、私にとって楽しくて大きなやりがいを感じることができました。そして、この業界で頑張ろうと決意することができたんです。