初志貫徹の精神が一番の強み

インタビュアー 濱中治(野球解説者)
山下 はい。小学6年生から大学時代を通して続けていました。今はスポーツ化されてポイントが重視される競技ですが、当時は相手を倒すためのKOも少なくありませんでした。オリンピックに参加するためにスポーツ化していったんです。大学卒業後は競技から離れて、信用金庫に就職しました。ただ、今でもジムで体を動かすことはしていますよ。
濱中 スポーツマンなんですね。山下代表は、最初から独立を目指して就職されたと聞いています。
山下 ええ、早くに亡くした父が自営業だった影響もあってか、独立志向が強く、ビジネスの流れを学べる金融業界に飛び込んだんです。それで金融機関に4年間勤務した後、営業代行会社を起業しました。その頃に、自分にビジネス上の強みをつけるために、行政書士の資格も取得しています。
濱中 仕事と国家資格の勉強の両立には苦労もあったのではないですか?
山下 ええ、昼は本業、夜はお客様との付き合いもありましたからね。朝5時に起床して120分勉強する毎日を、正月もお盆も関係なく続けました。
濱中 テコンドーのお話でも感じたのは、山下代表には物事を継続する力があるということです。資格はもちろん武器になります。しかし、初志貫徹の精神が、山下代表の一番の強みだなぁと思いますよ