創業72年、売上高88億円の建設会社

インタビュアー 水野裕子(タレント)
佐々木 おかげさまで、現在は売上高88億円の規模まで成長することができました。
水野 佐々木社長は2代目と聞いております。いつ頃から跡を継ごうとお考えだったのですか?
佐々木 20歳前後のときですね。大学の経営学部を卒業後、大手ゼネコンに入社し、3年ほど実務を経験しまして。それから大城組に戻り、50歳のときに事業を継承しました。
水野 経営学部のご出身とは、ちょっと意外ですね。この業界には建築を学んだという方が多いでしょう?
佐々木 ええ、ですから社員にはいつも助けてもらっていますよ(笑)。社内の施工技術者の9割が一級建築士もしくは一級施工管理技士の有資格者ですからね。
水野 それは頼もしい! これまでにどんな建物を手がけてきたのですか?
佐々木 集合住宅や教育施設、福祉施設に大規模なオフィスビル、商業ビルなどを施工してきました。中でも、千葉県木更津市で施工した福祉施設「上総喜望の郷 おむかいさん」は、2016年度千葉県建築文化賞住宅の部で優秀賞を受賞しています。