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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

野球選手専門セラピーで 子どもたちの未来を応援
Beyond the frame 代表 元脇周也

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 大阪府吹田市で、野球選手専門セラピーというユニークな事業を手がけるBeyond the frame(ビヨンド・ザ・フレーム)さんにお邪魔しています。さっそく、元脇代表の歩みからお聞かせください。
 
元脇 私は小学校から大学まで、野球一筋に歩んできました。でも、中学時代に「上には上がいる」ことを目の当たりにして、プロ野球選手になること以外に野球と関わり続けることはできないかと考えるようになりました。そんな時、高校2年の頃に腰と足を痛めてしまったんです。その際、診ていただいた理学療法士がとても魅力的で、しかも、野球選手専門の外来をしていたんですよ。こんな関わり方をしたいと思った私は、医療大学に進学しました。卒業後は理学療法士として病院のリハビリテーション科に20年間勤務し、今年2020年4月に開業した次第です。
 
濱中 病院で20年ものキャリアを積まれて、独立なさったきっかけはなんだったのでしょうか?
 
元脇 やはり、野球選手の障害をなくしたい、日本の野球レベルを上げたい、私を育ててくれた野球に恩返しをしたいという想いを抑えきれなくなったからですね。現在は野球に取り組む小中学生や少年野球チームを対象に、自分でコンディションを判断しセルフケアできる知識を与えるなど、それが可能になる環境を構築するために取り組んでいます。
 
濱中 小中学生のうちからセルフケアができる環境が整えられると素晴らしいですね。やはり、成長段階で体ができあがらないうちにケガをすると、いつまでも引きずってしまいますから。
 
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元脇 そうですね。ケガをしていても試合に出たいのが野球選手だと思います。私は特にそういう成長期の選手たちを救いたいですし、そもそもケガをしない体づくりを推進し、医療費の削減にも貢献したいと考えています。
 
濱中 実際に野球をしていると「今日は痛みが少ないから調子が良い」と思うことがあります。でも、本当はそれってちょっとおかしな考え方なんですよね(笑)。
 
元脇 ケガと隣り合わせの日常を送っていると、痛みがあること自体が異常という当たり前の感覚がなくなってきますよね。特に野球の場合は、プレー中の突発的なケガよりも、慢性的な故障が蓄積して重症化するケースが多くあります。ですから、私は子どもたちにも自分の体の状態を自分で察知できるようになってもらいたいんですよ。
 
 
 
 

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