
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
庄司 リキッドジェットは、ひとことで言うと「人感センサーを備えた自動噴出装置」です。センサーの上から手をかざすと本体に入れておいた液体が噴出される仕組みで、消毒液を入れておけば手指の消毒に利用できます。除菌液や消臭液を入れてオフィスの衛生管理に使用することも可能です。
狩野 新型コロナウイルスの報道もあり、話題になりそうな製品ですね。最初にリリースされたのはいつ頃ですか?
庄司 2019年の3月末に本格的に出荷を開始しました。インフルエンザは毎年流行するので、感染予防を考えた製品開発は以前から行っていましたね。適量の液体を素早く噴出させるというのは高度な技術なので、特許も取得していますよ。生産については、国内の工場にアウトソーシングして行っています。
狩野 安心・安全のメイドインジャパンの製品なのですね。さらに特許も取っていらっしゃるとのことで、具体的にはどの部分の技術が難しいのかを教えてください。
庄司 噴出する技術ですね。メカニックな機構を使って、上に噴出するという製品はこれまで世の中になかったんです。当初は超音波やインクジェットプリンターの技術などを検討したもののうまくいかず、ポンプをモーターの力で動かすような形を採用しました。スプレーのようにガスを使うこともありません。
狩野 試行錯誤を繰り返されて生まれた製品であることが伝わります。ガスを使わないということは、引火する心配もないし、さらに安全で安心できますね。リキッドジェットの機能性の強みは、どういうところでしょうか?
庄司 やはり手をかざすだけでいい点でしょうか。今までのポンプ式のアルコール消毒だと、ポンプを押す手と液を受け止める手、つまり両手を使わなくてはいけません。しかし、リキッドジェットは手をかざすだけで大丈夫。実機をお持ちしましたので、狩野さんも手をかざしてみてください。
狩野 試行錯誤を繰り返されて生まれた製品であることが伝わります。ガスを使わないということは、引火する心配もないし、さらに安全で安心できますね。リキッドジェットの機能性の強みは、どういうところでしょうか?
庄司 やはり手をかざすだけでいい点でしょうか。今までのポンプ式のアルコール消毒だと、ポンプを押す手と液を受け止める手、つまり両手を使わなくてはいけません。しかし、リキッドジェットは手をかざすだけで大丈夫。実機をお持ちしましたので、狩野さんも手をかざしてみてください。