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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

不動産業界を変える 
ホームステージング

 

ホームステージングが内覧者の想像を広げる

 
施工前の状態
施工前の状態
施工後。物件を見違えるように輝かせる
施工後。物件を見違えるように輝かせる
内山 三上社長が独立を決意することになった、ホームステージングとの出合いについて教えてください。
 
三上 はい。あるご高齢のオーナー様がいまして、土地を売るために新築物件を建てていただいたんですね。とても良い物件だったのですが少し値段が高いこともあり、1年近く経ってもなかなか売れなかったんです。どうすれば早く売れるか悩んでいたそんなある日、ニュース番組でホームステージングのことを知りました。先ほどご紹介したように、ホームステージングは不動産物件を演出することです。より早いご成約のためには、物件の持つ魅力を引き出し、楽しい新生活をイメージできるお部屋にする演出が大事ということを知りました。そこで、自腹を切ってそのオーナー様にお願いして、家具や演出用小物を置いてトータルコーディネートをさせていただいたんですよ。すると、1年間売れなかった物件が1週間後には、高い値段のまま、お客様にも喜んで買っていただけたんです。
 
内山 それはすごい! オーナーさんにも喜ばれたでしょう。
 
三上 ええ。感謝してくださいました。不動産仲介業者が、成約のために人様の物件にお金や労力をかけたくない、という気持ちは理解できます。しかし、手をかけて物件の魅力を引き出せば、内覧されたお客様にその物件の魅力がしっかり伝わるという手応えを感じました。お客様がその物件に住んだときの生活が想像できるような演出をする。家具も何もない空っぽのお部屋を見ながら営業担当の説明をどれだけ聞いても、生活をイメージすることは難しいですからね。
 
内山 確かにそう言われてみると、生活が想像できるほうが物件に対する判断もしやすいですよね。だから、コーディネートされた物件というのは、内覧時に与える影響力はかなりのものなんでしょうね。
 
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ホームステージングのプロ、小沼景氏
三上 はい。ホームステージングを行うと、物件を見に来たお客様がその場で成約してくれることが多いんです。「コーディネートされた家具ごと買いたい!」というように。こういった手法は、今まで国内の不動産業界では行われていなかったと思います。だから、弊社の手でこのスタイルを広めたい。こちらにいるホームデザイン事業部所属でホームステージングファクトリーの仕事に就いている小沼景は日本ホームステージング協会の認定講師で、ホームステージャーの資格を持つホームステージングのプロなんですよ。
 
小沼 もともと欧米では、不動産を家具つきで賃貸や売買をしているんですよ。一方、日本では空室にして引っ越しされることが多いですよね。もちろん、プロがコーディネートした家具付き賃貸物件はほとんどない。私たちが家具付きの物件を取り扱う際には、物件全体の雰囲気などを考慮して、どんな家具を入れるべきかなどをまとめてご提案させていただいているんです。欧米では、こうしたホームステージングが当たり前のサービスなので、家具家電付きの賃貸物件でないと外国籍のお客様には見向きもされないんです。
 
 
 
 

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