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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

車の自動運転を実現する 画像アノテーションとは
株式会社FNexs 代表取締役 藤井邦彦

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 AIの進化に欠かせない「画像アノテーション」を手がける株式会社FNexs(エフネックス)さん。事業内容を理解するためにも、まずは藤井社長の歩みをお聞かせください。
 
藤井 大学での研究テーマが画像処理であったこともあり、私は現在のパナソニック株式会社に入社後、VHSビデオの信号処理の研究開発に従事しました。その後半導体事業部門を経て、最後の4年間は車載事業部門で自動運転を見据えたアシスト機能の開発に関わりました。そして、パナソニックでの33年間のエンジニア生活に区切りをつけ、2017年9月に退職し、2018年1月に弊社を創業しました。
 
杉田 藤井社長が、時代ごとに“旬”のお仕事を続けてきたとよく理解できました。それでは画像アノテーションとは何か、ぜひ教えてください。
 
藤井 一言でご説明すると、自動車の自動運転を実現するために欠かせないAI学習をサポートする作業です。人間には長年の経験、学習から得た多くの知識があり、「人や車が近付いたら止まる・回避する」などは当たり前の行動です。しかし、AIは逐一学習する必要があるんです。学習にはさまざまなシーンの画像データを使用します。弊社では画像に写る対象物を「人」や「車」として特定し、AI学習の「正解値」としてデータを付与する作業を行っています。
 
杉田 まさに、人の命を預かる重要なお仕事ですね。パナソニックでのご経験が大きく役立っているのでは?
 
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藤井 もちろんですね。弊社は画像アノテーション以外にASIC・FPGA関連の業務なども手がけています。それができたのは、前職での経験に加えて人とのご縁を大切にしてきたからではないかと思っています。私は常に人のために何ができるか、信頼を得るにはどうすればいいかを考えながら仕事に取り組んできました。パナソニック時代から続けるこの姿勢は間違っていなかったと、あらためて確信しているところです。
 
杉田 目の前の人が求めることを的確にキャッチし、実現する藤井社長は本当に頼もしい方ですね。
 
藤井 ありがとうございます。今後は自動車だけでなく、さまざまなものが自動化されていくでしょう。そのような時代に向け弊社も人材を増やし、ますます事業を広げたいですね。
 
杉田 今は人生100年の時代。豊富な経験や熱いスピリットを持った方が、年齢を問わず活躍できるはずです。藤井社長も次の世代を育成しながら、新たな挑戦を続けてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事は、そのときの状況や関わっている方によって取り組み方やゴールへの辿り着き方が変わるものです。その中で、どういった選択が一番正しいのかと考えながら仕事に取り組むことが楽しみになっています。
(藤井邦彦)
 

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